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こたつでいちゃいちゃ

※秋に書いたお風呂でいちゃいちゃの続編です。

_________________________


「こたつってのは、どうしてこんなにあったかいんだろうねぇ」
「いやはや全くですわ…」

こたつ。日本の誇る最強の暖房器具だ。
少なくとも私はそう思っている。
ハロゲンヒーターとかいう近代兵器もあるけど、あんなのこたつと比べたら……ねぇ?

「うちにもこたつあるけど、リビングだからなぁ」

そう言いながら向かい側で暖をとる美空ちゃん。
敢えて再び紹介すると、私の自慢の彼女。
土曜日はだいたいこうして我が家で一緒にだらだらして、いちゃいちゃして、夜はあはんうふんな感じ。
一人暮らしってそういう面に関しては凄く都合がいい。

「にしても、今週はあんまゆっくり会えなかったね。部活忙しいみたいだからしょーがないけど」
「作品展近いからねー。まぁ、だいぶ完成してきたけど」

面倒くさがりで帰宅部の私と違って、美空ちゃんは美術部に所属している。
私はテクニック的なことは全然知らないけど、美空ちゃんの絵は好き。
なんか賞とかも取ってるみたい。

「それよりさ、葵はなんか部活やんないの?別に2年生からだって大丈夫だよ」
「いーのいーの。私は帰宅部仲間でのんびりしてれば楽しいから」
「ふーん……って、今ので思い出した」

美空ちゃんがずいっと身を乗り出してきた。

「ん。なに、思い出したって」
「葵さ、なんか私以外の子とベタベタし過ぎてない?彩とか、晴香とか、あと芽衣とかとさぁ」
「えぇー?」

いきなり何を言い出すのか。

「あー、あの辺もみんな帰宅部じゃん。だからまぁ、一緒に遊ぶのは多いよね」
「そりゃそうなんだけどさぁー」

いまいち納得していないご様子。
何が不満なんだろうか。

「葵ってこう、よく触ったりするじゃん。体に」
「はぁ」
「胸揉んだりもしてるじゃん」
「するね。彩ちゃんのめっちゃでかかった」
「彼女がいる身でそういうのはどうなのかなぁー」

あぁ…そういうことか。
学校ではクールな美人さんとして通ってる美空ちゃんだけど、実は結構やきもち妬きなのだ。

「いやいやいや、女の子同士なんだし。スキンシップスキンシップ」
「納得できない」
「愛してるのは美空ちゃんだけだって、ほら」

自分も身を乗り出して、ちゅっと口づけしてやる。

「……ん、許した。でも、ちょっとは控えるように」
「はーい」

こんな姿、私以外には誰も知るまい。
彼女の私だけが見れる葵ちゃんの可愛いところだよね。

「でさ」
「ん」
「キスしたらちょっとスイッチ入っちゃったんだけど」

うん。うん。
こんなところも私以外知らないだろうね。
私も大概だけど、美空ちゃんも結構やらしいのだ。

「いいけどさ、まだ5時だよ?お風呂入って夕飯食べてからでいいじゃん?」
「んー」

もぞもぞとこたつの中に潜っていく美空ちゃん。
どこまで入っていってるのか、私の位置からはその姿が見えない。

「試したいプレイがあるんだよね」
「……マジすか」

しばらくぶりに聞いた台詞だ。
いつぞやはそれに応じて「くすぐりプレイ」などという若干アレな物に目覚めさせられてしまった。
くすぐりは、今では私達のお気に入りのプレイの1つになっている。

「どんなの?あんまりアブノーマルなのは…」
「うん、今回はわりと普通。多分」

声はすれども姿は見えず。どこまで潜っているのやら。

「これ葵の足?」
「そうだよ。って、こらこら」

足がぶつかったかと思ったら、足首を掴まれて引っ張られた。
ずるずると引き込まれて、胸のあたりまでこたつに入ってしまう。
見えないけど、美空ちゃんは逆に腰から上をこたつから出したみたい。

「なんなのよ」
「このストッキング高い?」
「いや、死ぬほど安いけど」

今日穿いている黒ストは凄く安い。
同年代の子に値段を教えるのが躊躇われるぐらいに安い。
けど、いきなりそれがどうしたっていうのか。

「じゃあOKだ」

美空ちゃんはそう言うと、裸足の足裏で私の股間を踏みつけた。

「おぉい、美空ちゃん?ちょっとはしたないんじゃないの?」
「いや、これが今日やりたいプレイなんだよね。電気あんま」
「……は?」

電気あんま。その行為を知らないわけではない。
けど、それはどっちかっていうと男にやるものじゃないのかね。

「え、待って待って。美空ちゃんが私に?電気あんま?」
「うん、私が葵に。駄目?」
「むぅ……いいとか駄目の前にさ、お風呂入ってからでしょ」
「いや、いかにも汗かきそうだしさ。あと…正直、その黒ストが凄くそそるんだよね」

誰だ。誰がこんな変態を彼女にしたんだ。私だ。

「…なんで電気あんま?」
「電マってあるじゃん。あのブルブルする棒。
 ネットであれ調べてたら、足でやる方の電気あんまについても結構色々書いてあってさぁ」

そう言うと、美空ちゃんは軽く私の両足首を引っ張ってくる。
となれば当然、私のスカートの中で、私の股間に美空ちゃんの足の裏が押しつけられるわけで。

「いいよね?」
「んん~」

これは迷う。
美空ちゃんのことだから、きっと私を気持ちよくしてくれるだろう。
でも、でもですよ。
くすぐりプレイを持ちかけられた日もだけど、今日は私が攻めてやろうと思ってたんですよ。
あの日といい、いちゃつけない期間が続いた後は警戒しないといけないようだ。

「い・い・よ・ね?」
「……しょうがない。今日はそっちの好きにさせてあげましょう」

くすぐりよりはノーマルっぽいし、どうせこうなっちゃった美空ちゃんは止められない。
この体勢ならお互いに顔が見えないから、考えてみれば意外と恥ずかしくないかもしれないし。

「さすが葵。愛してるよ」
「なんとも軽い愛だなぁ」

美空ちゃんの右足が軽く動き始め、ふるふるふる…と私の足のつけ根が揺さぶられる。
うーん。既に悪くないかも。

「どう?」
「ん、まだよく分かんない」

いきなり「気持ちいい」と言って調子づかせるのもなんとなくアレだったので、とりあえず言葉を濁す。
あっさりネコになっちゃうのも癪だし。
すると、私の曖昧な返事を受けて振動がやや強くなる。

「これだとどう?」
「うーんっ……ちょい、くすぐったい…かな」

じんわりと気持ちよくなってきたけど、同時にくすぐったい。
でも、そのくすぐったさもちょっと気持ちよかったりして、その、悪くない感じ。
美空ちゃんの土踏まずは私の股間にしっかりとフィットして、ブルブルと震え続けている。

「んふっ、あー……うん、結構気持ちよくなってきたかも」
「そう?なんか脚に力入ってるみたいだけど」

そりゃあそうだ。
いくら信頼のおけるパートナーが相手とはいえ、ちょっと言えないような場所を足で踏まれているのだ。
反射的に体を引きたくもなるし、この気持ちよさを受け入れることに若干の抵抗はある。

「ま、『あんま』ってマッサージのことだし。じっくりリラックスさせてあげるからね」
「それ、喜んでいいことなのかなぁ…」

美空ちゃんの爪先がススっと私の太股をなぞってきた。

「あ、やばい、それやばいって」
「もぞもぞしないの。素直に楽しみなって」

今日ストッキングを履いていたのは不運だった。
厚着してればその分だけ防御力が上がりそうなもんだけど、ストッキングに関して言えば大間違い。
すべすべしてるから、かえって何も穿いてないよりも気持ちよさが増幅されちゃってる。

「ぶるぶるぶる~」
「うー……ふぅー…っ…」

だいぶ気持ちいい。
不慣れな感覚にちょっと慣れてきたからか、体が素直に快感を受け入れ始めてるのかも。

「ぶっちゃけ葵の脚って凄いえろいと思うんだよね」
「……んん?」
「肉付きいいしさ、いかにも美味しそう」
「ぁふ……ん、それは太ってるって…?」
「ちーがうって」
「なら…いいけどさぁ……」

ぶるぶる。
ぶるぶるぶるぶる。
疲れというものを忘れているのか、休みなく震え続ける美空ちゃんの右足。
裸足だから、私の下着とストッキングが湿っているのはバレバレだろう。
だんだん会話もままならなくなってきた。

「…っ……ふぁ…」
「気持ちいい?」
「……ん」

腰が抜けてしまったと言えばいいのか、下半身に力が全く入らない。
振動は股間から腰、下腹にまで響いている。
お腹の奥底がきゅんきゅんして、はっきり言えば、もうたまらない。
これはもう、あと何秒も、もたない――!

「…っく……っ!!」
「あ、イった?」

これは褒めるべきなのか。
ほとんど私の姿は見えていないというのに、美空ちゃんは私の絶頂を感じ取ったようだ。
足の動きを止めると、うきうきした声で問いかけてくる。

「どう、どうだった?いい感じ?」
「……まぁ。腰がっくがくで起き上がれなくなっちゃうぐらいには」

カーペットに手をついて上体を起こそうと試みても上手くいかない。
あ、カーペットに染みできちゃってないかな。ストッキング穿いてるから大丈夫かな。

「ふふふ。これはレパートリーに入れてもよさそうだねぇ」
「今度は美空ちゃんにもやったげる……とりあえずさ、お風呂入ってさっぱりしよう」

こたつの温度調節はゆるめにしておいたとはいえ、もう全身汗だくになっている。

「美空ちゃんだって体育会系じゃないんだし、足疲れたでしょ?マッサージぐらいするよ」

そう言ってこたつから這い出そうとしたんだけど、そうは問屋が卸さなかった。
美空ちゃんの両手は私の足首をしっかり掴んだままだったのである。
まさか。まさかね?流石に続きとかないよね?

「葵がイった時、ぎゅーって足の指に力が入ってたのね。それが凄い可愛かった」
「あのー…美空さん?」
「だからもっかい。もう1回だけ。疲れなら大丈夫、今度は左足でやるから」
「無理無理、私が大丈夫じゃにゃいぃっ!?」

ひょいと右足と左足を交代させると、再び電気あんまを再開する美空ちゃん。
悪魔だ。悪魔だこの子は。

「っ、ストップっ……無しだって、まださっきの余韻残っちゃってるからぁっ!」
「じゃあいいじゃない、短時間で済ませられるし」
「ぁうっ……みっ…み、美空ちゃんの、馬鹿あぁぁあっ!!」

抗議の罵声も喘ぎ声に変えられてしまう。
見えていなくても、美空ちゃんが満面の笑顔だってことが分かった。
お風呂入った後は…お風呂に入った後は、絶対にお返しの電気あんまを…!
そう決意しながらも、私は本日の2度目の絶頂へと追いやられていくのでしたとさ。


                                    こたつでいちゃいちゃ おしまい。
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お風呂でいちゃいちゃ

「お風呂、お~ふろ~」

歌いながらお風呂場に足を踏み入れる私。
浴槽の蓋を開けていると、背後からガラガラと扉を開ける音がした。

「ずいぶん上機嫌だね」

そう言ってお風呂場に入ってきたのは、及川美空ちゃん。
もちろん、水着なんて邪魔な物は着ていない。
私と同じで正真正銘の全裸だ。

「そりゃ上機嫌にもなるって。だってお風呂の後は……ねぇ」
「はいはい」

この私―木村葵と美空ちゃんはクラスメイトであり、恋人同士だ。
「え?女の子同士で?」とか何とか突っ込みたいかもしれないけど、できればスルーして欲しい。
色んな形の愛があるのですよ。
こうして一緒に入浴するのなんて当たり前だし、お風呂でさっぱりした後にベッドで色々するのもいつものことだ。

「あ、日本史のレポートやった?月曜までのやつ」
「やったけど写させないよ」
「えぇー?」
「まだ土曜なんだから、今日明日で十分やれるでしょ」
「うぅー…お堅いですなぁ」

軽くシャワーを浴びて、先に湯船に浸かる。
我が家の湯船は2人で入るには少々狭いので、必然的に順番に入ることになる。
美空ちゃんはその綺麗な体を隠すこともなく、わしゃわしゃと髪を洗い始めた。

「いいねぇ、髪もキレイで…私も黒くしようかなぁ」
「葵はそのままでいいって。黒って重たく見えるし、そのぐらいがちょうどいいよ」

そんなものだろうか。
自分の明るい栗毛も気に入ってはいるが、白い肌との相性では黒髪が勝っていると思う。
両手で髪の毛を泡立てる度に美乳がふるふると揺れて、なんとも目に嬉しい。

「……目つきがやらしいんだけど」
「うへへ、美空ちゃんの体が素晴らしいもんで」

ジト目で見てくるものの、美空ちゃんは体を隠したりはしない。
張りのある乳房に、小さめの乳輪と乳首。
これは男じゃなくたってガン見しちゃうよね。

「よく言うよ、そっちのがいい体してる癖に」

頭を洗い終え、今度はよく泡立てたタオルで体を洗い始める美空ちゃん。
おおぅ、広げた腋がなんともセクシー…!

「だから、目つきがやらしいっての。発情し過ぎなんじゃないの?」
「しょうがないじゃん、一週間ぶりだしー」

お互い委員会だの部活だので、こうしてゆっくり時間が取れるのはちょうど一週間ぶりなのだ。
女子高生だもの、恋愛以外にだって色々忙しい。
泡にまみれた美空ちゃんの身体を見ていると、ドキドキするしムラムラもしてしまう。
うーん、今だけあのタオルになりたい。

「はーい、交代。ちゃんとよく洗いなよ」
「分かってるってば」

全身を洗い終えた美空ちゃんに湯船を譲り、今度は私がシャワーを使う番だ。
私はだいぶ髪が長い方なので、正直言って洗うのが大変だ。
とは言っても髪形は気に入っているので、面倒だからといって手を抜くわけにもいかない。

「ふぅ……ん、どうかした?」
「んー、なんかまた胸大きくなってるような気が…」
「そうかな?ちょっと分かんない」

特にそんな気もしていないけど、成長期だし、またちょっと大きくなったのかもしれない。
まぁ、平均より結構大きいって自覚はありますとも。
よーくシャンプーを洗い流して、今度は体だ。
さっさと洗い終えてイチャつきたいので、スピーディーにゴシゴシとタオルを動かす。
本当はリンスとヘアパックもやっておきたいけど、時間が勿体無いから今日は無しで。

「ちょっと、もっと丁寧に洗わなきゃ。肌に良くないよ」
「いいのいいの、そんなヤワな肌じゃないから」

首から足の裏までタオルを滑らせ、さっさと泡をシャワーで流してしまう。
さーて、あとはもう1回湯船に入って終わり……と、そこで私の動きが止められた。

「どしたの?」

どういう意図を持ってのことだろうか。
湯船から上がった美空ちゃんが、背後からぎゅっと抱きついてきたのだ。

「嬉しいけど、お風呂上がってからにしよ?アイスも買ってあるしさ」
「違うって。まだ体の洗い方が足りないってこと」
「えー?大丈夫だって、別に……って、うわっ」

苦笑しながら振り向き、美空ちゃんの目を見てやっと気づいた。
美空ちゃん、完全にスイッチ入ってる。
口ではそれっぽい事を言いつつも、私で遊ぶ時のモードになってる。

「若い内に油断してると、大人になってから荒れるからね。面倒なら私がちゃんと洗ってあげる」

私の身体を左腕でホールドしたまま、美空ちゃんは右手にボディソープをとる。
そして、タオルも使わずに私の目の前で両手を泡立て始めた。
ぐちゅぐちゅと音を立てながら絡み合う両手が、なんとなくいやらしく見える。

「い、いいって。洗うんなら自分で洗うし……うぁんっ!?」

ぬるりと脇腹を撫でられる。
やばい。今日は私が攻めようと思っていたのに、これではベッドに入る前から美空ちゃんのペースだ。
私達はネコとかタチとかあんまり意識していなくて、どちらが主導権を握るかはその時の雰囲気次第なのである。
で、今回は美空ちゃんを虐めてやろうと意気込んできたのに…!

「遠慮しないの。ちゃんと綺麗にしてあげるから」

口ではもっともらしいことを言いながら、美空ちゃんは両手で私の身体をまさぐる。
やばい、やばいって。
使ったことないけど、ローションってこんな感じなんだろうか。
ヌルヌルしてて、はっきり言って気持ちいい。

「は、発情し過ぎとか言っといて、そっちこそえろくなってるじゃん!」
「葵と一緒だよ。葵が体洗ってるの見たら、ちょっと我慢できなくなっちゃって」

手を掴んでやめさせようにも、滑ってしまって上手くいかない。
膝立ちの状態から立ち上がることもできず、これではなすがままだ。
あっ、ちょっと、そこはかなり際どいっってば…!

「ところでさ、葵」
「何さ!?」
「今日ね、ちょっと試してみたいプレイっていうか、やってみたいことがあるんだけど…」

やってみたいこと?
こんないやらしい事をしながら、更に別のプレイを要求しますか。
いや、まぁ嫌ってわけじゃないんだけど。

「い、いいけど、何するの…?」
「今ちょっとだけ試していい?」
「えーっ……うーん、じゃ、ちょっとだけなら」

美空ちゃんのことは信用してるし、私が本気で嫌がるようなことではないだろう。
ぶっちゃけこのボディソーププレイ(?)も気持ちいいし、ちょっと期待しちゃう。

「やった。じゃ、遠慮無く」

両手にボディソープを補給する美空ちゃん。
私は期待半分不安半分でその手を見つめる。
うぅ、どこ触ってくるんだろう?
怪しく光る両手は、ゆっくりと私の体へと近づいてくる。
手の軌道的には…肩かな?いや、肩ってことはないか。マッサージじゃあるまいし。
そんな的外れなことを考えている隙に、ヌルヌルの両手はスッと私の両腋に滑り込んだ。

「え?まさか、ストッ……きゃははははっ!!」

美空ちゃんの手は、隙だらけだった私の腋をこちょこちょとくすぐり始めた。
不意打ちだったこともあって、私は思わず笑い声を上げてしまう。

「やっ、なに!?あはっ、待って待って…なんでくすぐるの!?」
「なんでって、これがやりたかったんだもん。くすぐりプレイ」

手の動きを止め、悪びれた様子もなく平然と言い放つ美空ちゃん。
くすぐりプレイ!?
やったこともないし、聞いたこともない。

「ネットで見たんだけど、くすぐったいのって気持ちいいのと同じ種類の感覚なんだってさ」
「うさんくさいなぁ…全然違うと思うけど」
「まぁ、ちょうどくすぐりやすい状態だしさ。もうちょっと試してみてもいいでしょ?」

そう言うと、美空ちゃんは再び私をくすぐり始める。

「ちょ、いいって言ってないっ…!やっ、ダメだってばぁっ…うふふふふっ!」

私は特別くすぐったがりではないと思うけど、くすぐられたらくすぐったいのは当然だ。
ボディソープのせいで指の滑りがよくなってて、多分そのせいで普通よりも余計にくすぐったい。

「どう?こうして優しい感じにくすぐってみたりしたら、ちょっと気持ちよかったりしない?」
「ぅくくっ……し、しないってばぁ…」
「そう?なんかいい感じの顔になってきてるけど」

腋だけに留まらず、美空ちゃんは他の場所もくすぐってくる。

「うぷっ……ぁははははっ!だめだめっ、くすったい…んぅっ!?」
「おっ?この辺、感じちゃう?」

流石は美空ちゃんと言うべきか。
私の反応の変化を見逃さず、背筋を繰り返し攻撃してくる。
滑りの良い状態の指で背骨のラインをつつーっとなぞられると、思わずゾクゾクと震えてしまう。

「ふぁっ……ち、違うって!ちょっと気持ち良かったけど、それはくすぐり関係無いじゃん!」

そう、今のは厳密にはくすぐりじゃない。だからノーカン。
私はくすぐりで感じてなんかいないのだ。

「じゃ、これなら?」
「っ、くっ、ふぁあんっ……!」

背中を指先でこちょこちょとくすぐられ、不覚にも甘い声を洩らしてしまった。
振り向くと、美空ちゃんがニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべていた。

「あれあれ?葵、くすぐりで感じちゃった?」
「ぐっ……!」

顔が熱くなる。
動じていない風を装いたいけど、あんな声を出しちゃったら意味無いよね。

「素直になっていいんだよ。ほーら、こちょこちょこちょ…」
「うっ、ふぐっ、くふふふっ…」

うぅ、意識してしまうと駄目だ。
一度インプットされてしまった「くすぐったいのが気持ちいい」という情報は消えない。
おまけに、美空ちゃんの触り方がまたズルい。

「葵、前からここ弱いよねぇ…あとでたっぷり虐めてあげるからね」
「ぁ……だめ、だめだって……っ、きゃははははっ!?」

太股の内側を思わせぶりに撫でたかと思いきや、脇腹をグニグニと揉んで私にはしたない笑い声を上げさせる。
美空ちゃんは、普通に気持ちいい愛撫とくすぐりを使い分けて私を混乱させにかかっているのだ。
それは分かっているけど、じんわりとした気持ち良さに抗うことができない。

「ふむ、やり方によってはくすぐりって本当に気持ちいいんだねぇ。よく分かったわ」
「わ…分かったなら、もういいでしょお…?」
「まぁまぁ、これも前戯ってことで」

早くもコツを掴んだようで、美空ちゃんは私の体に絶妙な加減のくすぐったさを与えてくる。
反射的に暴れてしまいそうでギリギリ手が出なくて、笑っちゃうんだけど同時に気持ちいい…そんなくすぐったさだ。
私の体をほぐすように揉み、的確に急所をつつき、舐めるように撫でてくる。

「あははっ……ん、あふっ…くくっ…」
「えっちな声出てるよ」
「だ…出させてるくせにぃっ…」

耳元で囁かれて、余計に気持ちが高まってしまう。
美空ちゃんは私が微弱なくすぐったさに慣れてきたのに気付き、くすぐりをやや激しくする。

「はっ…強過ぎ…あっはっはははは!!」
「大丈夫。ちゃんと慣らしてあげるって」

いや、慣らされるのが怖いんですけど!?
くすぐりが気持ちいいとか、やっぱりちょっと変だと思うし。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、美空ちゃんは私の弱点ばかりを狙ってくすぐり始める。

「くすぐりと言えば腋、腋と言えばくすぐりよね」
「くふっ!!うぷぷ…き、聞いたことないしっ……ぅんっ、はうぅ…」

腋を締めても、ボディソープにまみれた手の侵入は防げない。
きつく閉じた腋に左手の指先が入りこんできて、クチュクチュと音を立てながら強烈なくすぐったさを送りこんでくる。
同時に、右手は腰からお尻の辺りをいやらしく撫で回し、ムニムニと揉みしだいて官能的な刺激を与えてくる。

ohuro
挿絵:ブロッサムさん

「ひゃははははははははは!!くすぐったい~!!」
「やっぱり私より全然いい身体してるって。最高の触り心地してるよ」

美空ちゃんは我が物顔で私の身体を堪能している。
ぬいぐるみみたいな褒め方はどうかと思うけど、今はそれどころじゃない。
腋に潜りこんだ指はモニュモニュと深く食い込んでいて、このくすぐったさは我慢なんてできっこない。
なのに、右手の愛撫のせいで、それも何割かは気持ちよさに変換されてしまう。
これは本格的ににやばい。
まさか、くすぐりで……イっちゃう…!?

「み、美そりゃちゃ…止めへ、へへっ…!」
「えー?どうしようかなー」

美空ちゃん、私がどういう状態なのか絶対に分かってる。
その上でこうして私を追いこんでるんだ。
あぁ、でも……イイかも…?

「ははっ…く、くひゅぐったいぃ…」
「はい、おしまーい」

あと一歩で絶頂に達するというところで、ぴたっとくすぐりが止まった。
え?なんで?どうしてこのタイミングで?
名残惜しい目で訊ねる私を放置して、シャワーで手についた泡を流す美空ちゃん。

「な、なんで?どうして!?」
「んー。新しいプレイで初めてイかせるのはベッドの上がいいかなって」
「そんなの…」

そんなよく分からないこだわりで寸止めされても困る。
この火照った身体をどうしろと言うのか。

「続きをして欲しかったら、あとで可愛くおねだりしてね」
「こら、待っ―」
「あんたはちゃんと石鹸流してから。あ、見てないからって自分でしちゃ駄目だよ」

追いすがろうとする私を押しとどめ、美空ちゃんは扉の向こうへと消えてしまった。
今すぐに追いかけたいが、確かに泡だらけで出るわけにもいかない。
美空ちゃんの思惑通りに動かされるのは面白くないが、ここは素直にシャワーを浴びよう。

「まさか、久々の逢瀬でこんな目に遭おうとは…」

まさかまさか、くすぐりなんかで感じさせられるとは夢にも思っていなかった。
腋にはまだ美空ちゃんの指先の感触が残っている。
うーん……不本意ながら、一発で虜になっちゃったかも。
泡やら汗やらを流しながら、私はどんな台詞で「可愛くおねだり」しようかと思いを巡らせるのだった。

いきなりSS

SSのネタはよく浮かぶんですが、短くまとめて完結させるのが苦手なわけですよ。
なので「新しいの書きたいけど、未完の増やすのも嫌だなぁ」と新作を書くのを躊躇ってしまうことがよくあります。
そんな私ですが、昨日ブロッサムさんの絵を見ていたらゴーっとシチュエーションが浮かんできて、
気づいたら数時間でSSを一本書き上げていました。
無事にブロッサムさんの許可も得られたので早速公開します。
では、どうぞ。

~~~


「知らないっ……何も知らないったらぁっ!」

キングサイズのベッドの上に、3人の女性がいた。
全員が、ほぼ全裸といっていい格好である。
1人は金髪の女性。年齢は十代の後半から二十代の半ばに見える。
頭の後ろに両手を拘束されており、縄と金属棒によって足をM字開脚に固定され、目隠しによって
視界までも奪われている。
また、上半身には胸を強調するような形で縄がかけられていた。
残りの2人は栗色の髪をした女性。
どうやら双子のようで、瓜二つの顔に薄い笑みを浮かべている。
見たところ、金髪の女性よりもやや年上だろうか。
金髪の女性と同様に目隠しをしているが、彼女らは拘束されていない。
2人はその綺麗な両手をもって、5分ほど前から金髪の女性の体をくすぐっていた。

「何も知らないんですって、姉さん」
「本当かしらね?まぁ、どちらにしても私達には関係無いけれど」

そう、関係無い。
双子の姉妹にとっては、彼女が尋問に対する答を持っていようが何の得もないのだ。
彼女らは趣味と実益を兼ねた仕事をこなしているだけ。
「くすぐり」という特殊な技術に卓越した姉妹の元には様々な依頼が舞い込んでくるが、
大抵は尋問や拷問だ。
今回の依頼内容は「対象をくすぐりながら、知っていることを全て話すようにと問い詰める」事。
細かい注文はいくつかあるが、基本的にはそれだけである。
2人に対しても、対象の名前が「エリー」であること以外はほとんど何も知らされていない。
ちなみに細かい注文というのは、例えば1つ挙げれば「くすぐる2人も目隠しを装着すること」。
これは別室からモニター越しにこの光景を眺めている依頼主の性癖かもしれないし、
もっと複雑な事情があるのかもしれない。
が、それも2人にはとってはどうでもいいことだ。
美しい女性をくすぐることができる。それどころか、莫大な報酬が出る。
それだけで十分だ。

「ぅ…あっ、貴女達は何なの!?どうして…こんな…」

どうしてこんなあられもない姿でくすぐられないといけないのか。
エリーには、それが全く理解できていないようだった。

「私達は、ただお仕事をしているだけよ」
「そう。こうやって貴女ををくすぐりながら、何度も同じ要求をするだけ。
 『知っていることを全部話しなさい』ってね」
「だからっ……もう何回も言ってるでしょう、何の話よ!私は何を言えばいいの!?」

エリーは叫んだ。
全部話せと言われても、そもそも何について話せばいいのかすら教えられていないのだ。

「きっと人違いよ…!だからお願い、もう許して…」

おそらくは、本当に何も心当たりが無いのだろう。
姉妹への依頼ができるような財力なりコネを持っている人物であれば、
一般市民を人知れず拉致するなど造作もないことだ。

「だから、こっちも何度も言っているでしょう?
 貴女がどこの誰でも関係ないし、何も知らなくても関係ないの。
 私達は、貴女をこうしてくすぐっていればそれで満足なのよ」
「ふざけなっ…やっ、ああぁっ!」

緩慢に腋をなぞるだけだった指先が、爪を立てて窪みをひっかいた。
縛られて丸みを増した胸がぶるんと震えるが、この部屋にそれを見ることができる者はいない。

「まだまだ元気そうね」
「そうね。なかなか気が強い子みたいだし、そろそろレベルを上げましょうか」

言い終わると同時に、2人は指の動きを変える。
それまでの愛撫のようなくすぐりとは違う、エリーを笑わせるためだけのくすぐりが始まった。

「ぅんんんっ!!っ、あははは…やめ、やめへっ!!」

姉妹の細い指が、エリーの左右の腋でこちょこちょと踊る。
口を真一文字に結んで耐えるが、笑い声を完全に抑えることはできない。
剥き出しの腋をなぞられる度に頬が緩み、不本意にも笑顔を作らされてしまう。

「我慢するのは自由だけど、何もいいことは無いと思うわよ」
「どう?何か話したくなってきたかしら?」
「っくく……だから、何も、知らないのに……!」

しっかりと縛られているため、腕に力をこめても無毛の腋を一瞬たりとも隠すことができない。
全裸の体に触れられることへの羞恥。
理不尽な扱いに対する怒り。
これからどうなるのだろうという不安。
それにくすぐったさの入り混じった複雑な表情は、何とも形容しがたい色気を放っていた。
姉妹にとっても、それを目で見ることができないのは残念なことであろう。

「あらあら?ずいぶん我慢強いみたい」
「そうね……じゃあ、こうしたら?」

エリーの右側にいる妹が、人差し指をかぎ状に曲げ、腋の窪みに食い込ませた。
そして、汚れをかきだすかのような小刻みな動きでひっかき始める。

「ぅひいぃっ!?」

突然の強烈な刺激を脳がくすぐったさと認識できなかったのか、
笑い声というよりは悲鳴に近い声が上がった。
目隠しをしていても、妹が何をしたのかは把握できているらしい。
姉も同様にして左腋に人差し指を突き立て、窪みをカリカリとひっかく。

「くひひひっ!や、やめひぇっ!ひぃーっひひっ!!」

敏感な場所への集中攻撃に、ひきつったような甲高い笑い声が響く。
思わず体が跳ね、腹筋がビクビクと震える。

「やめてやめて!やぁあっはっはっはは!」
「いい声。たっぷり鳴かせてあげる…」

姉妹はうっとりとした表情で、腋の窪みだけをしつこく責める。
決して痛みは与えない、くすぐったさのみを追求した指の動きだ。
エリーの全身が汗ばみ、口元がだらしなく半開きになってきた頃、ようやく2人の手が止まった。

「はぁ……はっ…」

酸素を求めて大きく息をするエリー。
体が熱いし、汗でシーツがお尻に張りついているのが気持ち悪かった。

「これで……終わり…?」

そんなはずは無いと思いつつも、淡い希望を持たずにいられない。
そんなエリーの内心を理解しているからこそ、姉妹はクスクス笑って応える。

「まさか。腋だけ触っておしまい…?そんな勿体ないこと、できるわけないじゃない」
「私達もこれから少し本気を出すから、その前に休ませてあげただけよ。
 いいところで気絶でもされたら興醒めしてしまうもの」

その言葉を聞いて、上気していたエリーの顔が青ざめる。
2人の言葉を信じるならば、これから自分は腋以外も触られるし、気絶しかねないような
くすぐったさを与えられることになるからだ。

「お願い、本当に何も知らないの…何でもするから、くすぐるのだけはやめて…!」
「それはできない相談ね。貴女が泣き叫んでも笑い狂っても、くすぐるのだけはやめられないわ」
「えぇ。もう何度も言ったけど、今は貴女をくすぐれればそれでいいの」

交渉の成立する要素がない。
エリーは目に涙を滲ませるが、そんな僅かな水分は目隠しに吸収されてしまう。
仮に涙が頬を伝ったとしても、この姉妹は何の動揺も見せなかっただろう。

数分後。
エリーの呼吸が整ったのを見計らって、2人は再び彼女の体に両手を伸ばす。
片手は先程と同じ腋に。そして、もう片方の手は脇腹に。
更に正確に言うならば、ちょうど腰のくびれのあたりだ。
4本の手が体に触れると、それだけでエリーの体がびくりと震える。

「それじゃあ…一応また訊いておきましょうか」
「エリーちゃん。知っている事を話す気になったかしら?」
「知らにゃひへへぇっ!?」

知らないって言ってるのに、と言い切るよりも早くくすぐりが始まった。

「あひゃひゃ!はひっ…ひっ、ひゃはははははっ!!」

両腋を5本の指でかき回されるくすぐったさは尋常ではなく、
まるでそこから電流を流されているかのようだ。
脇腹を指先で揉まれるくすぐったさは背筋を通って脳まで震わせ、強制的に笑い声を上げさせる。

「あぁ…本当にいい声。少なくとも最近の中ではダントツね」
「はひぃ!ひあっ、あっ、あああぁ~っ!」
「うふふふ。まだまだ序の口だと思っておいた方がいいわよ?」

またもやエリーの体が汗ばんでくるが、今度は休息など与えられない。
それどころか、姉妹はその汗すら潤滑油として利用してくすぐりの質を高める。
妹の右手と姉の左手は、腋を徹底的に弄んだ。
窪みをかき回し、二の腕の付近を撫で、時には腋と胸の境目を押さえて揺さぶる。
妹の左手と姉の右手は、脇腹を執拗なまでに弄んだ。
見事なくびれのラインを堪能するかのように、飽きることなくムニュムニュと揉み続ける。

「あひゃははははっ、はは…ゆるひて…ゆるひへぇえっ!」

姉妹はエリーの涙ながらの哀願にも全く応じない。それどころか、もはや一言も声を発していない。
その理由はただ1つ。
本格的に笑い転げるエリーの声を、自分達の余計なお喋りのせいで聞き逃したくないからだ。
楽器を演奏するかのように、2人の指はエリーから様々な笑い声を引き出していく。

「ぅあっ…あああぁっ!?くひ、ひひひひ!!」

エリーが言うべき情報を持っていたならば、とうに洗いざらい白状している。
既にくすぐりながらの尋問という依頼は十分に達成されており、
あとは「おまけ」と称して構わない余興だ。
気まぐれな依頼人からの制止の合図があるまで、
2人は大袈裟でなく丸一日はエリーをくすぐり続けるだろう。

「いやはははははははは!!知らないっ!何も知らない~!!ひひひひひっ!」

jinmon

エリーは全身を汗で光らせ、髪を振り乱し、痛い程に乳首を隆起させ、大口を開けて笑い続ける。
いつ終わるのかも分からない尋問。
彼女がその最中にできることは、無駄と知りつつも身の潔白を訴え続けることだけであった。


~~~

頭に浮かんだ物を形にしていくだけだったので楽しくすいすい書けました。
絵の使用を快諾してくださったブロッサムさんに感謝!
あ、「名前は○○って決めてたんだよブタが!」とか「2人ともこんな口調のキャラじゃないんだけど?」とかあったら遠慮なく言ってください。
こういうコラボ的?なSSもどんどん書いていきたいですねー。
そんでほら、逆にSSに絵なんて描いてもらっちゃったりしt
次に狙われるのは貴方の絵かもしれない…(キリッ
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