スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

未定な予定

書きたい話は色々あって、どれから書いていこうかなーという感じです。
長編はしっかり展開を決めておかないと書く側も読む側もダレてしまうので、もう1つぐらい短編を書いて、その間に長編のプロットも……とか考えてます。
最近書いたのとシチュが被らないようにー、とか選別してたらどれにするか大体決まってきました。
来週あたりから書き始めたいですね。

■コメント返信
BY RF-4Eさん
>きびなごさんきた!これで勝つる!!
>相変わらず素敵な上に読みやすくて羨ましいです(*´д`*)ハァハァ

ありがとうございます。
何はなくとも読みやすい物を書きたいと思っているんでありがたいです。
どんな内容にしても、読んだ人に伝わらないと意味無いですからねw
スポンサーサイト

2月も下旬

もうマフラーとかいらなくなってきましたね。

■新作
こたつでいちゃいちゃ。
お風呂で~の続きは前から書きたいと思ってました。
書く前に最初から最後までの流れが浮かんでいたんで、書き始めたら1日もかからずに完成。
毎回このぐらい楽に書けるといいんですけど。
そういえば、随分久々のあんまSSになりますね。

■徒然
自分のブログのチェックは携帯でやってるので、PCから自分のサイトをじっくり見る機会って意外とないんですよ。
なので最近ちょっとVIPコテ系(んん…・笑み社・無駄)のブログを見てなかったんですが、みんな元気そうでなによりです。
というか、最近読んだウメハラ×けいおんコラボSSを書いたのが笑み社で驚きました。
私もたまには二次創作の話も書こうかなぁ。
唯梓とか凄く書きやすそうな感じ。

こたつでいちゃいちゃ

※秋に書いたお風呂でいちゃいちゃの続編です。

_________________________


「こたつってのは、どうしてこんなにあったかいんだろうねぇ」
「いやはや全くですわ…」

こたつ。日本の誇る最強の暖房器具だ。
少なくとも私はそう思っている。
ハロゲンヒーターとかいう近代兵器もあるけど、あんなのこたつと比べたら……ねぇ?

「うちにもこたつあるけど、リビングだからなぁ」

そう言いながら向かい側で暖をとる美空ちゃん。
敢えて再び紹介すると、私の自慢の彼女。
土曜日はだいたいこうして我が家で一緒にだらだらして、いちゃいちゃして、夜はあはんうふんな感じ。
一人暮らしってそういう面に関しては凄く都合がいい。

「にしても、今週はあんまゆっくり会えなかったね。部活忙しいみたいだからしょーがないけど」
「作品展近いからねー。まぁ、だいぶ完成してきたけど」

面倒くさがりで帰宅部の私と違って、美空ちゃんは美術部に所属している。
私はテクニック的なことは全然知らないけど、美空ちゃんの絵は好き。
なんか賞とかも取ってるみたい。

「それよりさ、葵はなんか部活やんないの?別に2年生からだって大丈夫だよ」
「いーのいーの。私は帰宅部仲間でのんびりしてれば楽しいから」
「ふーん……って、今ので思い出した」

美空ちゃんがずいっと身を乗り出してきた。

「ん。なに、思い出したって」
「葵さ、なんか私以外の子とベタベタし過ぎてない?彩とか、晴香とか、あと芽衣とかとさぁ」
「えぇー?」

いきなり何を言い出すのか。

「あー、あの辺もみんな帰宅部じゃん。だからまぁ、一緒に遊ぶのは多いよね」
「そりゃそうなんだけどさぁー」

いまいち納得していないご様子。
何が不満なんだろうか。

「葵ってこう、よく触ったりするじゃん。体に」
「はぁ」
「胸揉んだりもしてるじゃん」
「するね。彩ちゃんのめっちゃでかかった」
「彼女がいる身でそういうのはどうなのかなぁー」

あぁ…そういうことか。
学校ではクールな美人さんとして通ってる美空ちゃんだけど、実は結構やきもち妬きなのだ。

「いやいやいや、女の子同士なんだし。スキンシップスキンシップ」
「納得できない」
「愛してるのは美空ちゃんだけだって、ほら」

自分も身を乗り出して、ちゅっと口づけしてやる。

「……ん、許した。でも、ちょっとは控えるように」
「はーい」

こんな姿、私以外には誰も知るまい。
彼女の私だけが見れる葵ちゃんの可愛いところだよね。

「でさ」
「ん」
「キスしたらちょっとスイッチ入っちゃったんだけど」

うん。うん。
こんなところも私以外知らないだろうね。
私も大概だけど、美空ちゃんも結構やらしいのだ。

「いいけどさ、まだ5時だよ?お風呂入って夕飯食べてからでいいじゃん?」
「んー」

もぞもぞとこたつの中に潜っていく美空ちゃん。
どこまで入っていってるのか、私の位置からはその姿が見えない。

「試したいプレイがあるんだよね」
「……マジすか」

しばらくぶりに聞いた台詞だ。
いつぞやはそれに応じて「くすぐりプレイ」などという若干アレな物に目覚めさせられてしまった。
くすぐりは、今では私達のお気に入りのプレイの1つになっている。

「どんなの?あんまりアブノーマルなのは…」
「うん、今回はわりと普通。多分」

声はすれども姿は見えず。どこまで潜っているのやら。

「これ葵の足?」
「そうだよ。って、こらこら」

足がぶつかったかと思ったら、足首を掴まれて引っ張られた。
ずるずると引き込まれて、胸のあたりまでこたつに入ってしまう。
見えないけど、美空ちゃんは逆に腰から上をこたつから出したみたい。

「なんなのよ」
「このストッキング高い?」
「いや、死ぬほど安いけど」

今日穿いている黒ストは凄く安い。
同年代の子に値段を教えるのが躊躇われるぐらいに安い。
けど、いきなりそれがどうしたっていうのか。

「じゃあOKだ」

美空ちゃんはそう言うと、裸足の足裏で私の股間を踏みつけた。

「おぉい、美空ちゃん?ちょっとはしたないんじゃないの?」
「いや、これが今日やりたいプレイなんだよね。電気あんま」
「……は?」

電気あんま。その行為を知らないわけではない。
けど、それはどっちかっていうと男にやるものじゃないのかね。

「え、待って待って。美空ちゃんが私に?電気あんま?」
「うん、私が葵に。駄目?」
「むぅ……いいとか駄目の前にさ、お風呂入ってからでしょ」
「いや、いかにも汗かきそうだしさ。あと…正直、その黒ストが凄くそそるんだよね」

誰だ。誰がこんな変態を彼女にしたんだ。私だ。

「…なんで電気あんま?」
「電マってあるじゃん。あのブルブルする棒。
 ネットであれ調べてたら、足でやる方の電気あんまについても結構色々書いてあってさぁ」

そう言うと、美空ちゃんは軽く私の両足首を引っ張ってくる。
となれば当然、私のスカートの中で、私の股間に美空ちゃんの足の裏が押しつけられるわけで。

「いいよね?」
「んん~」

これは迷う。
美空ちゃんのことだから、きっと私を気持ちよくしてくれるだろう。
でも、でもですよ。
くすぐりプレイを持ちかけられた日もだけど、今日は私が攻めてやろうと思ってたんですよ。
あの日といい、いちゃつけない期間が続いた後は警戒しないといけないようだ。

「い・い・よ・ね?」
「……しょうがない。今日はそっちの好きにさせてあげましょう」

くすぐりよりはノーマルっぽいし、どうせこうなっちゃった美空ちゃんは止められない。
この体勢ならお互いに顔が見えないから、考えてみれば意外と恥ずかしくないかもしれないし。

「さすが葵。愛してるよ」
「なんとも軽い愛だなぁ」

美空ちゃんの右足が軽く動き始め、ふるふるふる…と私の足のつけ根が揺さぶられる。
うーん。既に悪くないかも。

「どう?」
「ん、まだよく分かんない」

いきなり「気持ちいい」と言って調子づかせるのもなんとなくアレだったので、とりあえず言葉を濁す。
あっさりネコになっちゃうのも癪だし。
すると、私の曖昧な返事を受けて振動がやや強くなる。

「これだとどう?」
「うーんっ……ちょい、くすぐったい…かな」

じんわりと気持ちよくなってきたけど、同時にくすぐったい。
でも、そのくすぐったさもちょっと気持ちよかったりして、その、悪くない感じ。
美空ちゃんの土踏まずは私の股間にしっかりとフィットして、ブルブルと震え続けている。

「んふっ、あー……うん、結構気持ちよくなってきたかも」
「そう?なんか脚に力入ってるみたいだけど」

そりゃあそうだ。
いくら信頼のおけるパートナーが相手とはいえ、ちょっと言えないような場所を足で踏まれているのだ。
反射的に体を引きたくもなるし、この気持ちよさを受け入れることに若干の抵抗はある。

「ま、『あんま』ってマッサージのことだし。じっくりリラックスさせてあげるからね」
「それ、喜んでいいことなのかなぁ…」

美空ちゃんの爪先がススっと私の太股をなぞってきた。

「あ、やばい、それやばいって」
「もぞもぞしないの。素直に楽しみなって」

今日ストッキングを履いていたのは不運だった。
厚着してればその分だけ防御力が上がりそうなもんだけど、ストッキングに関して言えば大間違い。
すべすべしてるから、かえって何も穿いてないよりも気持ちよさが増幅されちゃってる。

「ぶるぶるぶる~」
「うー……ふぅー…っ…」

だいぶ気持ちいい。
不慣れな感覚にちょっと慣れてきたからか、体が素直に快感を受け入れ始めてるのかも。

「ぶっちゃけ葵の脚って凄いえろいと思うんだよね」
「……んん?」
「肉付きいいしさ、いかにも美味しそう」
「ぁふ……ん、それは太ってるって…?」
「ちーがうって」
「なら…いいけどさぁ……」

ぶるぶる。
ぶるぶるぶるぶる。
疲れというものを忘れているのか、休みなく震え続ける美空ちゃんの右足。
裸足だから、私の下着とストッキングが湿っているのはバレバレだろう。
だんだん会話もままならなくなってきた。

「…っ……ふぁ…」
「気持ちいい?」
「……ん」

腰が抜けてしまったと言えばいいのか、下半身に力が全く入らない。
振動は股間から腰、下腹にまで響いている。
お腹の奥底がきゅんきゅんして、はっきり言えば、もうたまらない。
これはもう、あと何秒も、もたない――!

「…っく……っ!!」
「あ、イった?」

これは褒めるべきなのか。
ほとんど私の姿は見えていないというのに、美空ちゃんは私の絶頂を感じ取ったようだ。
足の動きを止めると、うきうきした声で問いかけてくる。

「どう、どうだった?いい感じ?」
「……まぁ。腰がっくがくで起き上がれなくなっちゃうぐらいには」

カーペットに手をついて上体を起こそうと試みても上手くいかない。
あ、カーペットに染みできちゃってないかな。ストッキング穿いてるから大丈夫かな。

「ふふふ。これはレパートリーに入れてもよさそうだねぇ」
「今度は美空ちゃんにもやったげる……とりあえずさ、お風呂入ってさっぱりしよう」

こたつの温度調節はゆるめにしておいたとはいえ、もう全身汗だくになっている。

「美空ちゃんだって体育会系じゃないんだし、足疲れたでしょ?マッサージぐらいするよ」

そう言ってこたつから這い出そうとしたんだけど、そうは問屋が卸さなかった。
美空ちゃんの両手は私の足首をしっかり掴んだままだったのである。
まさか。まさかね?流石に続きとかないよね?

「葵がイった時、ぎゅーって足の指に力が入ってたのね。それが凄い可愛かった」
「あのー…美空さん?」
「だからもっかい。もう1回だけ。疲れなら大丈夫、今度は左足でやるから」
「無理無理、私が大丈夫じゃにゃいぃっ!?」

ひょいと右足と左足を交代させると、再び電気あんまを再開する美空ちゃん。
悪魔だ。悪魔だこの子は。

「っ、ストップっ……無しだって、まださっきの余韻残っちゃってるからぁっ!」
「じゃあいいじゃない、短時間で済ませられるし」
「ぁうっ……みっ…み、美空ちゃんの、馬鹿あぁぁあっ!!」

抗議の罵声も喘ぎ声に変えられてしまう。
見えていなくても、美空ちゃんが満面の笑顔だってことが分かった。
お風呂入った後は…お風呂に入った後は、絶対にお返しの電気あんまを…!
そう決意しながらも、私は本日の2度目の絶頂へと追いやられていくのでしたとさ。


                                    こたつでいちゃいちゃ おしまい。

今日はー

夜にでも新作をアップする予定。
4000文字くらいの軽く読めるSSになるはずです。

のんびりコメント返信

拍手コメントって通常のコメントと別ページだし通知もこないので、数か月分見逃すとかザラです。
そんなわけで拍手コメント(今年分のみ)・通常コメント両方の返信です。
今日はさすがにSSの更新はしません。
あと今日のお昼ご飯は焼きそばでした。

BY 名無しさん
>わー、更新ラッシュだー!
>後輩から先輩に対するくすぐりってなんか下克上みたいで興奮しますなぁ。
>フヒヒしかも次はロリホワイト回だと聞いてオラのムスコがワックワクすっぞ!

下剋上はロマン。下剋上失敗→お仕置きの流れのロマン。
ロリホワSSも無事に完成させられました。


BY 寺信氏さん
>はぁー、っぱねぇー。きなひごさんぱねぇー。

とりあえずペースは維持し続けました。
ネタはたくさんあるんで、どんどん形にしていきたいですね。


BY 名無しさん
>あれ・・・でんきあんまか!電気あんまだなとーちゃん!

さぁ、一体どうなのか…?答えはwebで!

ふう

「ロリホワイトさん大ピンチ」を書き終えました。
プロローグを書いたのがどうやら2008年。
途中で止まっていたのをなんとなく再開したわけですが、いざ再開したらすぐに書きあがりましたね。
結局のところモチベーションより大事な物は無いんだなーと実感しました。
よっぽど忙しくなければ、時間とかあんまり関係無いですね。
ちなみに、ロリイエローさんは某氏がVIPで書いたSSに出てきたキャラです。
勝手に登場させた上に百合気味にしてしまったんで、指摘されたら全力で聞こえないフリをしようと思います。

■テーマ的な話
今回はジワジワ焦らすような感じにはしませんでした。
追い詰められて屈しちゃいそうなんだけど頑張って耐えて…みたいな、ヒロイン物ならでは?な展開にしたつもりです。
書いてみると難しかったんで、その辺についても感想をもらえるとありがたいですね。(さりげない!)

■最近気付いたこと
あとがきを書くのってなんか気分がいいんですよね。
例えるなら仕事後のビールというか。
まぁビールとか飲まないんですけど。
わりと本気で「あとがきが書ける」というのもSSを書くモチベーションになっているかもしれません。
絵ももっと練習して、目障りな位にキャプションをつけてアップしていきたいですね。

■次は
単発SSです。なんと百合です。
最近は完全にくすぐりばかり書いていたんで、次回はアレです。アレ。
数日でさっと書けそうなのでお楽しみに。

ロリホワイトさん大ピンチ その6(完)

10秒くすぐっては、負けを認めるか問いかける。
単純ながら非常に効果的な責めであった。
逃れようのない激しいくすぐりに笑わされ、僅かな休憩中には言葉でなじられる。
このループを延々と繰り返され、年齢を考えれば驚異的といえる精神力にも限界が近づいていた。

「はい、それではまた10秒―」
「ぁ……ま、待って…」
「えっ?なんですか?」

わざとらしくロリホワイトの顔を覗きこむ蠍女。
そっぽを向こうとするロリホワイトの顎を掴み、無理やり視線を交差させる。

「何か?まさかまさか、降参ですか?」
「ち……違うっ…!」
「そうですか?もしもお姉さんが惨めにも許しを請うというのなら、くすぐりは終わりにしても…」
「っ!?」

これ以上に心を揺さぶられる誘惑があっただろうか。
ただの小学生の体力などとうに尽きている。
最後の支えとなっている正義のヒロインとしてのプライドが、ぐらりと揺らいだ。

「う、嘘に決まってる!」
「もちろん信じなくてもOKですよ。だったら、このままくすぐり続けるだけです」
「く……うぅっ…」

崩れかかった意地はもはや風前の灯。
葛藤に打ち震えるロリホワイトの姿は、正に蠍女が求めていたものだった。

「ほら、お姉さん」

蠍女は左手でロリホワイトの顎を保持したまま、その口元に右手を近づけていく。
その人差し指の先からは墨のようなものが染み出し、指の根元までを黒く染めていた。

「見てください。この黒い液体を舐めとれば、すぅーっと眠るように意識が遠くなっていきます。
 言葉で負けを認めるのが嫌なら、行動で示して下さい」
「なっ…?」
「『私の指を根元まで咥えて、ぺろぺろ舐めて綺麗にして下されば許してさしあげる』
 と言ったのですよ」
「ば、馬鹿じゃないの!?ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」

そう怒鳴り返しつつも、目の前にちらつかされた指から視線を逸らせない。
これを口に含めば……くすぐりから逃れられる。
しかし、意識を失っている間、そして目を覚ました後に何をされるかは分かったものではない。

「では、応援のヒロインさんがくるまで休み無しでくすぐってさしあげましょうか」
「っ!!」

完全に追い込まれた。
敗北を認めるか、ノンストップのくすぐりに晒されるか、どちらかを選ぶしかない。
――否。
もう選択の余地など無かった。

「もう…もう、くすぐりだけは嫌…」
「それならこの指を咥えて下さい。大丈夫、苦くなんてありませんから」

ゆらゆらと鼻先で揺らされる、黒い人差し指。
それを見つめていると、無意識に口が開いていってしまう。

「(駄目、絶対に駄目…!)」

そう自分に言い聞かせるが、止まらない。
ロリホワイトの半開きの口から舌先が覗く。

「――そこまでよ!」

凛とした声。
ロリホワイトはもとより、蠍女がそちらを振り向くよりも速く一陣の風が吹いた。
何者かが高速で近づいてくるのはかろうじて分かるが、怪人である蠍女の目がついていかない。
乱入者は一瞬にして彼女の懐に潜りこむと、その腹に強烈なボディブローを叩きこむ。

「っ……!」

蠍女をロリホワイトや人質から遠ざける為の攻撃だったようだが、それでも相当な威力だったようだ。
小さな体躯は木の葉のように吹き飛ばされ、地面を転がり、地面に固定されたゴミ箱にぶつかってようやく止まった。

「イエロー!?」
「よく持ちこたえたね。あとは私がやるから」

そう言ってロリホワイトの頭を撫でる乱入者。
隣町の正義のヒロイン、ロリイエローであった。
やはり黄色を基調としたコスチュームに身を包み、黄色い髪をシニヨンにまとめている。

「いたたた…あと一歩でホワイトのお姉さんを堕とせたんですが」

大して効いていなかったのか、服についた土を払いながら立ち上がる蠍女。
新手の登場にも焦った様子は無い。

「イエローのお姉さん、はじめまして。お姉さんも可愛らしいですねぇ」
「私を差し置いてなんて羨ましいことを!じゃなくて、この子達に使った技を解除しなさい!」
「嫌だと言ったら?」
「言わせない!」

有無を言わさぬ強い口調であった。
その目に激しい怒りの炎を見てとった蠍女は、戦意の無さをアピールするように両手を上げる。
そもそも、正面からまともに戦って勝てる相手ではない。

「やれやれ…分かりましたよ。
 私は能力を解除する。お姉さんは私を見逃す。それでいいですね?」
「早くしなさい」

みすみす怪人を逃がすのは癪だが、既に毒牙にかかった者を救うのが先決だ。
ロリイエローが低い声で促すと、蠍女はぱちんと指を鳴らした。
すると、自由を奪われていた5人は糸の切れた人形のように地面に崩れ落ちる。

「ホワイトのお姉さん以外も10分もすれば目を覚ますはずです。それでは、またの機会に」

背を向け、悠々と歩いて公園の出口へと向かう蠍女。
ロリイエローには彼女が約束を守ったのか判別できないが、今は信用するしかなかった。
もちろん約束を破って背後から攻撃をしかけるようなことはしない。

「イエロー……私っ…!」
「いいから」
「でも…」

ようやく自由になったロリホワイトの頭を胸に抱き、よしよしと背中を撫でてやるロリイエロー。
蠍女のようないやらしい触り方ではなく、この上なく優しい手つきだ。

「よく頑張った。あなたのお蔭で、今日も怪我人の1人も出なかったでしょ?」
「……」
「危なかったけど、私がギリギリ間に合ったじゃない。あんなやつは今度ぶっとばしてやればいいって」
「……ん」
「我ながらナイスフォローだわ、これで私達の仲は一気に進展、ラブラブ一直線…!」
「えっ?」
「ううん、何でもない。いい子いい子」

少し下心が漏れてしまったが、そんなことはどうでもいい。
ロリホワイトの心のケアが最優先だ。
ロリイエローにとって、彼女は戦友である以前に大事な友達なのだから。

「医療班はもう呼んでるから。この子達を預けたらさ、今日はうちに泊まりにきなよ」
「うん」

頭を離して表情を窺うと、ロリホワイトはようやく気を持ち直したようだ。

「次は油断しないし、絶対負けないから!あんな変態女はグーで殴ってやるし!」
「その意気その意気」

拳を握りしめてリベンジを誓うロリホワイト。
その横で「お泊りイベントきた!なんとか今日中にキスぐらいまでもってけないかな…!」などと思案するロリイエロー。
基地へと戻りながら、ヒロイン2人を同時に捕えるための戦略を練る蠍女。
正義のヒロインも悪の怪人も、そろぞれ結構大変なのだ。


                                    ロリホワイトさん大ピンチ おしまい。

これはひどい

昨夜ロリホワ話を書き終えて、「あとは細部を手直ししてアップするだけだわー」って状態だったんですよ。
そしたらなんでか消えてるんですよね。
しっかり下書き保存したはずなんですけど、なんか消えてるんですよ。
消えたのはせいぜい2500文字とかその位だったと思うんですが、終盤の悩みながら書き進めた部分だったからわりとショックです。

まぁ仕方ないんで、忘れないうちにさっさと書き直します。
なんとか今日中にはアップしたいですねー。

今日はさすがに

SSの更新は無しです。今までマジで忙しかったんで。
で、今からはスイスのスパ4大会の中継を見ます。
日本勢の活躍に期待。

明日は多分更新できますので、お楽しみに。
あ、ロリホワ話はそろそろ終盤です。

なんか

今日はなんかアクセス数が特に多いじゃないですか。
嬉しいじゃないですか。
なのでホイホイと更新したわけです。

誘い受けするぐらいなら素直に言うことにしてるんですけど、私はそういうの超喜ぶ方ですからね。
新しいコメントがつく度に滅波動拳とか撃ってますからね。
それは流石に嘘なんですけど、腕立て伏せはしてます。
みんなのコメントで筋肉がやばい。そんな感じ。

■セルフQ&A
Q.お気に入り作業用BGMがあるとか?
A.これです。超胡散臭いですが、なんだかんだで更新ペースは保てています。

Q.明日は更新できるの?
A.明日は朝から夕方まで忙しいので難しいです。多分無理です。
  奇跡がおきれば可能かもしれません。

Q.前回のミスはロリホワイトさんのせい?
A.間違いありません。

O.本当に?
A.本当です。けしからん小娘ですね。

ロリホワイトさん大ピンチ その5

「確かにあまりのんびりしている暇はありませんね。
 とは言っても、5分や10分で来るものではなさそうですが」

蠍女は指先をロリホワイトの両腋に触れさせる。

「さっきの凄かったでしょう?くすぐったい部位の中でも、お姉さんが特に弱い場所だけを攻撃したんですよ。
 腋だったらここですね」

頭の後ろで手を組まされているため、見せつけるかのようにむき出しになっている腋。
その窪みの深くをなぞられ、ロリホワイトの体に鳥肌が立つ。

「ここをこちょこちょされたらたまりませんよね。あぁ、それにしても綺麗な腋」
「っ…」
「脇腹ならおへその横のここがお姉さんの急所ですね。で、足の裏なら土踏まずのこの辺り」

それぞれの弱点に指があてがわれる。
いっそ耳を塞いでしまいたいが、自由を奪われた体ではそれも叶わない。
聞き流そうとしても、言い聞かせられた急所を意識せずにはいられなかった。

「今度は10秒にしましょうか」
「やっ…ぐ、ううぅっ!うあっ、あっ、あっはっははははは!!」

2度目となる弱点のみへの集中攻撃に堪えられたのは一瞬だけ。
あっけなく笑い声を引きだされてしまう。

「あらあら、正義のヒロイン様がみっともないですよ。そんなに楽しいんですか?」
「ぎゃははははははっ!はひっ……ゃめっ、ひひひひっ!」

問いかけに答える余裕などあるはずもない。
いくら力をこめようとも、ロリホワイトの体は身じろぎ程度にしか動かなかった。
ただただ蠍女の目論見通りに笑い続けることしかできない。

「はい、10秒」
「…っ……ひっ……はぁっ…!」

ぴたりと5人の指が止まると、ロリホワイトは酸素を求めて喘ぐ。
強制的に笑わされ続け、肺の中の空気を完全に吐き出させられたためだ。
大口を開けることも躊躇わず、少しでも大きく息を吸う。

「分かりましたか?強がって見せても、私のくすぐりに抗うことはできないんですよ」

蠍女は涙目で呼吸を整えるロリホワイトを嘲るような口調で続ける。

「自分でやっておいてなんですが、くすぐりに屈服しちゃう正義のヒロインってどうなんでしょうね?
 そんなんで町のみんなを守ろうだなんて、こっちが大笑いしちゃいますよ」
「うるさいっ!笑わされたから何だっていうのよ、私はまだ全っ然負けてないんだから!」
「開き直るのもいいですけど……声が震えていますよ」

たとえ虚勢を見抜かれていようと、弱気なところを見せて調子に乗せるわけにはいかない。
あとどれだけかかるのか分からないが、応援がくるまではこうして耐えるしかないのだ。

「さて、また10秒笑ってもらいましょう」
「ひっ、ひゃひひひひっ!ひゃははははっ、あぁっ、ああああぁっ!」

抵抗が無意味なのは十分に思い知らされている。
何をどうしようが、蠍女が笑わせようと思えばロリホワイトは笑わされるしかない。
蠍女が望んだ通りに、楽しくもないのに笑顔を作らされ、甲高い笑い声を上げさせられる。

「10秒です」

3度目のくすぐりが終わると、ロリホワイトはぐったりと頭を垂れた。
もはや、蠍女が能力を解除すればその場に崩れ落ちてしまうだろう。
まだ春先だというのに、彼女の露出した肌には汗の雫が光っている。

「どうですか、お姉さん。そろそろ負けを認めたくなってきましたか?」
「だ……だりぇが…」

かろうじて拒絶の意思を口にするが、呂律が回っていない。

「そうこなくては。では、続けますよ」
「ひゃへへへっ!!ひゃめっ、っぐ、ぎゃははははぁっ!!」

地獄のきびなご

元ネタ(地獄のミサワ)
っべーな、忙しいわー
マジ忙しいわー
でもちょっと時間あるから気合入れてSS書くわー
気合入れるから場合によっては更新できるわー

※訳※
少し時間があるので、今からロリホワのその5を書きます。
上手いこと書きあがったら今日中にアップします。

奥義マッハ更新

宣言通りその4をアップしました。
急ぎはしましたが、もちろん手は抜いていません。

■奥義マッハ更新とは
驚異的な集中力によって時間を引き延ばしたつもりになることによって、そこそこのスピードで更新を行うことを可能とする禁断の奥義。
代償としてゲームをする時間がちょっと減る。

■今回の見所?
まず、くすぐり姫の狩猟(もう姫狩でいいよね)と同じく「攻め手が敬語っていよね!」というのが1つのメインテーマです。
敢えて焦らさない攻めを最初に持ってくるというのも、私は今まであまりやってませんでしたね。

■そうそう
虹スレにもちょっと書いてあるように、最近はくすぐりSSの供給が少ない気がしますね。
絵の方は結構増えているだけに残念です。
うちのサイトに載ってるようなのなら誰にでも書けると思うんで、皆さんも気が向いたら挑戦してみて下さい。

ロリホワイトさん大ピンチ その4

※1つ前の記事にも書きましたが、18日昼にその3を加筆修正しました。まずはそちらからどうぞ。

_________

「1秒です」

ぴっと指を立てて宣言する蠍女。

「たった1秒のくすぐりで、お姉さんの中の『くすぐり』のイメージを塗り替えてみせましょう」
「……ふん」

厳しい目で睨みつけるも、ぷにぷにと頬をつつかれながらでは迫力が無かった。
返事が無いことを気にした様子もなく、蠍女はロリホワイトの目の前にしゃがみこむ。
4人の少女もそれに追従し、2人ずつロリホワイトの左右に展開する。
蠍女の手はロリホワイトの腋へ。
4人の手はそれぞれ、左右の脇腹と足の裏に。
いずれもまだ肌には触れず、ぎりぎりのところで止められている。

「ではでは、カウントダウンを」
「はい」

先ほどと同じ少女が返事をする。

「10………9………」

つまらない演出だ。
こうやって不安を煽ってやろうという意思が透けて見える。

「今までもこうやって女の子を虐めてきたわけ?」
「虐めるだなんてとんでもない。これが私の愛し方なんですよ」

冗談のような本気のような口調。
どちらにせよ、これまでも各地で同じようなことをしてきたのだろう。
話している間にもカウントダウンは進んでいく。

「6………5………4………」

必要以上に身構えてしまっては思うつぼだとは分かっているのだが、流石に不安がつのる。
あと3カウントだ。
強烈に違いないくすぐったさを耐えるためには、しっかりと呼吸を整えなくてはいけない。

ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと―
肺の中の空気を吐きだそうと体の力を抜いた瞬間、5人の指が一斉に蠢いた。

「はあああぁあっ!?」

電流を流されたかのような衝撃。
それをくすぐったさと認識するのが一瞬遅れてしまうような強烈さだった。
意思に関係無く体が勝手に大声を上げてしまう。

「はっ……あぁ…っ…」

宣言通り、1秒でくすぐりは止まった。
しかしロリホワイトの腹筋はピクピクと震え、呼吸も乱れっぱなしだ。

「っ、あんた…!」
「悪者の言うことを素直に信じてしまうなんて…うふふふふっ」

10秒のカウントダウンは、心にプレッシャーをかけるためだけのものではなかった。
真の目的は「カウントダウンが終わるまでの間は安全」と思い込ませること。
そして肉体が脱力した僅かな隙を見逃さず、5人同時に手加減無しのくすぐりを行ったのだ。

「ゆっくり焦らして可愛がってあげるのもいいものです。
 けれど、最初にとびきりのくすぐったさを味わわせた時の女の子の表情は……
 その日に一度しか見れない特別なものですからね」

ロリホワイトが「あまりに手ぬるい」と感じた感度チェックもそのための布石。
弱点を探し出しつつも極力くすぐったさは与えないように、という配慮がなされていたのである。

「最高でしたよ、さっきのお姉さんの顔。きっと忘れません」
「この、変態っ…!」

羞恥と怒りから発せられた言葉も、蠍女にとってはご褒美のようなもの。

「では、お姉さんはその変態に許しを請うようなことは…しませんよね?」
「当たり前でしょ!それに、こうしてる間にでも応援が来るわよ。
 こっちだって1人じゃないんだから」
「でしょうね」

別の街にも怪人は現れており、変身ヒロイン達も1人や2人ではない。
そもそもヒロイン達がピンチになることなど滅多にないが、いざという時には近くの地区の仲間が助けにくるようになっている。

■重要■うあああああ

何かおかしいと思ったら、「ロリホワイトさん大ピンチ その3」に大量の文章抜けがありました。
1300文字ほど。
昔に書いた分と新しく書いた部分の間の辺りが丸々抜けてた感じです。
アホや……ワイはほんまもんのアホやったんや……!
普通に読んでいってギリギリ違和感がない感じの部分だったので、何度か読み返すまで気づきませんでした。
趣味で好き勝手にやっていることとはいえ、本当にすいませんでした。

もちろん既に修正したので、良ければもう一度読み直してやって下さい。
皆さんからの苦情はロリホワイトさんが全部受け付けます。
悪いのは全部ロリホワイトさんです。
せめてものお詫びに、その4は今日中に更新します。

■コメント返信
BY 通りすがりさん
>超GJ!ロリホワの更新、ずっと待ち望んでおりました。責められる変身ヒロイン最高ー!

ありがとうございます。
人気っぽい割に、版権物・二次創作問わず意外と少ないですよねー。
ちょこちょこ供給していけたらと思います。


BY 名無しさん
>きびなごさんのロリホワは真面目ツンツン可愛い、「黙れ」ってww
>前と結構変わってて続きわくわくw
>編み上げサンダルの単語に息子むずむずww
>ロリホワの足裏ペロペロwww
>韻踏んで感想伝えようと思ったけど俺にはムリでした・・・

>頑張ってくすぐってくだしあ(><)

>【追記】俺はほむほむ派!
>ほむっ!

ほむほむ。
実はこのコメントの「前と結構変わってて続きわくわくw 」という部分が今回のミスに気付いたきっかけです。
本当にロリホワさんは罪深い……どう考えても完全にロリホワさんが悪い……!
せめてもの罪滅ぼしとして、たくさん笑わせておきます。

今日は暖かかったですね

明日は東京の最低気温が10℃らしいですね。最高じゃなくて最低が。おかしい。
電車の中とか暑すぎて「マミさんのおっぱいマミマミ!」とか叫びたくなりますよね。
あとコメントって貰うと嬉しいですよね。

■更新ペース
もう少し落とそうと思ってはいあるんですが、更新できる日はしちゃう感じで。
最近はゲームの実況動画を見ながら文章の手直しとかいう技を身につけつつあります。

■早くも
次に書く単発SSのネタが浮かんだというか、最初~最後までの流れが決まってしまいました。
ロリホワが終わったら書きます。
くすぐりではない予定なんですが、うちに来てる人なら楽しめるんじゃないでしょうか。
冬らしいシチュエーションなのでお楽しみに。

ロリホワイトさん大ピンチ その3

「無駄ですよ」
「くっ……!」

成す術もなくへたり込んだままのロリホワイトを見下ろす蠍女。

「ロリパワー解析のため、お姉さんにはうちの研究所にきていただきます……が」

そこで初めて、蠍女はその顔立ちに不釣合いな表情を浮かべた。
口元を吊り上げた、子供らしからぬ笑みである。

「その前に、私の個人的な趣味に付き合ってもらいます」

その言葉と同時にロリホワイトの体が動き出す。

「わっ!?」

地面に崩れ落ちた時と同様、彼女自身の意思による行動ではない。
勝手に腕が持ち上がり、両手が頭の後ろで組まれる。
足は肩幅まで広げられ、立て膝の状態から動かせなくなった。

「いい格好ですね。ねぇ、どんな気分ですか?」
「…最悪に決まってるでしょ」
「手厳しいですね。身動きもとれないというのに、気丈なことです」

立て膝なので、今は蠍女の方が頭の位置が高い。
蠍女はロリホワイトの頭を撫で、人差し指で頬をつつく。
柔らかく張りのある肌の感触が指先に伝わり、蠍女は上機嫌そうに何度も頷いた。

「さすが、私が目をつけていただけありますね。
 そんなお姉さんが、これから私に泣いて許しを請うかと思うと……正直、ぞくぞくしてしまいます」
「可愛い顔しといて、意外と悪趣味なのね。連れてくならさっさと連れていけばいいのに」

不安を断ち切るように、ロリホワイトは強い口調で言い返す。

「まぁまぁ、そう怒らないで下さいよ。意外と楽しいかもしれませんよ?」

蠍女は屈みこみ、ロリホワイトへと手を伸ばしてきた。
後ずさろうにも体の自由は利かない。
ロリホワイトの体は、実際にはピクッと震える程度にしか動かなかった。
彼女は、自分の上半身に近づいてくる手をただ見つめることしかできない。

(何?また、針…?)

見た目は少女でも、相手はれっきとした怪人なのだ。
自分に苦痛を与えようとして当然である。
蠍女がその気になれば、ロリパワーの加護を受けていない彼女など一撃で昏倒してしまうだろう。
それどころか命すら危うい。
もしくは、別の種類の毒を射ち込まれるのだろうか?
悪い予感ばかりが脳内に渦巻き、さすがのロリホワイトも身を固くする。

「覚悟はいいですか?」
「……好きにすればいいでしょ」
「分かりました」

一瞬後の痛苦を想像し、ロリホワイトは歯を食いしばり、ぎゅっと目を瞑った。
怯えはしても屈するつもりはない
しかし。
彼女の体に与えられた刺激は、思いついたどの予想とも違うものだった。

「ぁふぅっ!?」

きつく閉じていたつもりの口から、呆気なく声が洩れた。
目を開けば、蠍女が自分の腋を指先でなぞっているのが見てとれた。

「やめっ、こらっ、何して……っく!」
「何、と言われましても」

滑らかな肌触りを楽しみつつ、ごく普通のことのように答える蠍女。

「いつだって格好よくっておすまし顔をした正義のヒロイン。
 そんな女の子達を捕らえてくすぐるのが、私の一番の趣味なんです」
「な、何言って……ぅふっ!!」
「いい反応ですね。そうやって不意をつかれて声が出ちゃうっていうのも好きですよ」

よくよく見れば、ロリホワイトの服装はやや露出度が高い。
腋やお腹・背中など、よりにもよって蠍女が好みそうな部位が完全に剥き出しである。

「こ、こんな事して何になるって言うのよ!笑ってるのが好きだったりゃぁあっ!?」
「あはは、まだ触ってるだけですよ?
 今からそんなんじゃ…これからどうなっちゃうんでしょうね?」

捕えた獲物をどうやって弄ぼうかと考えを巡らせていると、頬が自然と緩む。
とは言っても、どうするのかはほぼ決まっているのだが。

「まずは感度チェックといきましょうか。みんなで」
「……みんな?みんなって…ぅひいぃっ!?」

問いかけるよりも早く、何者かに背筋をつつーっとなぞり上げられた。
蠍女の指ではない。
彼女の両手はロリホワイトの二の腕を撫でている。
反射的に振り向こうとするが、体の自由は全くと言っていいほど利かない。

「あはっ。お姉さん、ずいぶん面白い声出すんですね?」
「だ、誰っ!?一度に3人とか、怪人には遠慮ってもんが……っ!?」

ロリホワイトの目が大きく見開かれた。
それもそのはず、背後から正面へと回り込んできたのは、先ほど助けた人質の少女達だったのだから。

「これはっ…!」
「その子達は怪人じゃないですよ。れっきとした小学生の女の子です」

クスクスと笑う蠍女。
4人の人質は、いずれも焦点の合わない虚ろな目をしている。

「その子達に何をしたの!?」
「嫌だなぁ、何にもしてませんよ?ねー、みんな?」
「…うん。何も、されてない」

蠍女がわざとらしく問いかけらると、少女の内1人が小さく頷いた。
抑揚のない、まるで機械のような棒読みだ。
とても何もされていないようには見えない。
おそらく、蠍女の能力によってロリホワイト以上に強く心身を支配されているのだろう。

「ふざけないで!私が目当てなら、もうその子達はいいでしょ!」
「もちろん、事が済んだら帰してあげますよ。それより…今は自分の心配をした方が良いのでは?」

蠍女が目配せすると、4人の少女はふらふらとロリホワイトに近づき、その両手を伸ばしてくる。

「っ……やめっ…!」

4人の手は、腋・脇腹・太股といった敏感な部位を撫でまわす。
しかし、くすぐるというよりは肌の質感を確認するような触り方だ。
ぞわぞわと全身に鳥肌が立つが、それでもロリホワイトは蠍女を睨みつける。

「無関係の子にこんな事させて……ただで済むと思わないでよ」
「怖い怖い。一体どんな大逆転劇を見せてくれるんでしょう」

蠍女は近くにあったベンチに腰掛け、足を組んで背もたれに体重を預ける。
いやらしい目つきで全身を舐めまわすように眺めてはくるものの、手は出してこない。

「その子達は、ただお人形さんになっているだけではありません。
 4人が感じたお姉さんの手触り、体温、反応……それらは全部、私の元に送られているんですよ」
「……あっそ」

道理で自ら参加しないわけだ。
それにしても、4人のこの触れ方はあまりに手ぬるい。
人形状態だと、あまり精密な動きはさせられないのだろうか?

「っ、ちょ、どこ触って…!」
「気にしない気にしない。その子達はどうせ何も覚えちゃいないですよ」

かなり際どいところを触られた。
というか、8本の手は本当にどこもかしこも触ってくる。
くすぐりの対象として思いつくような場所だけではない。
編み上げサンダルも脱がせ、文字通り頭の天辺から爪先までを丁寧に撫でさすってくるのだ。

「…ふむ。大体分かりました」

数分の沈黙の後、蠍女がそう呟くと同時に4人の手が体から離れた。
どうやら感度チェックとやらが終わったようだ。

「退屈させてしまってすいません。けれど、大事なことだったので」
「どうせどうでもいい理由なんでしょ。くっだらない」

悪態をつくも、蠍女の機嫌を損ねることはできなかったようだ。
ベンチから腰を上げると、彼女はむしろ笑みを濃くしてロリホワイトに近づいてくる。

はいはい

毎日寒いですね。アイスエイジですね。
こちら関東でも雪が降ってます。
ロリホワさんのその2をアップしたんですが、ここから先はあんまり書いてません。
続きもなるべく早くね、うん、なるべくね。
結局は私のノリ次第なのでのんびり待ってやって下さい。

ロリホワイトさん大ピンチ その2

「あんな牛すぐ倒しちゃうから、もうちょっとだけ待っててね」

とは言ったものの、どうしたものか。
話している間も牛男の攻撃は続いており、バリアの外は真っ白に染まっている。

「うーん。ちょっと浴びるのはしょうがないかなぁ」

ロリホワイトのスペックは恐ろしく高い。
仮にバリアを張らずに銃弾や硫酸を浴びようと、スーツの力だけで十分に防ぎきることができる。
しかし――仮に無害だとしても、牛乳などかぶりたくない。
変身ヒロインのスーツとて、さすがに臭いを防ぐような機能はついていないのだ。
牛男も永久に牛乳放射を続けられはしないだろうし、しばらく様子を見るのが無難だろうか。
腕を組んで考えるロリホワイトに、背後から声がかけられた。

「あの、これってまだかかりそうですか?」
「ん?えっと……あの牛次第かも」

振り返ると、おかっぱ頭の少女が近づいてきていた。
これから塾でもあるのだろうか、やや焦ったような表情である。

「それより、皆と一緒に端っこの方に避難してなきゃ駄目だよ。やっぱり危ないからね」
「はい、でも…」

少女は素直に頷きながらもその場から動かず、ロリホワイトの右手をとってくる。

「近づかないと、私の技は使えませんから」
「えっ……」


ちくり。


手のひらに何かが刺さった。
ロリホワイトが反射的に振り払うより先に、少女は後ろに跳び退って距離を取る。
その身のこなしは明らかに常人のものではなかった。

「ロリホワイトのお姉さん、はじめまして。私、怪人の蠍女と申します」
「か……怪人…!」

1度に2体の怪人が出現するなど、前代未聞の事態である。
また、人間と全く同じ姿の怪人などという存在も想像の範疇外であった。

「私は、人間社会に溶け込めるようにと最新の技術を駆使して作られた怪人です。
 毎日きちんと小学校に通っているのですよ」

にっこりと、いかにも子供らしい笑みを浮かべてみせる蠍女。
彼女はロリホワイトを見つめたまま、バリアの外へと声をかける。

「牛男さん。ビームを止めてくださいな」
「え?もう終わったんすか!?先輩パねぇっすね!」

牛男が牛乳の放射を止めると、真っ白な飛沫が少しずつ収まっていく。
そして蠍女の姿を確認すると、彼は深々と頭を下げた。

「お疲れ様っす!
 ――って、え?ロリホワイト全然元気じゃないっすか!?」
「いえいえ、決着はつきました。
 後は私だけで十分ですので、先にお帰りください」
「しかし……先輩の身に何かあったら!」
「牛男さん」

蠍女はロリホワイトから視線を外し、牛男に微笑みかける。

「『帰れ』と言ったんですが、聞こえませんでしたか?」
「すっ……すいません!お疲れ様っした!お先失礼します!」

どうやら、彼の方が階級は低いらしい。
牛男は白黒した顔を青くすると、逃げるように全速力で駆け出していった。

「やれやれ、ですね。物分かりの悪い部下を持つと面倒です」

苦笑しつつロリホワイトに向き直る蠍女。
ロリホワイトは緊張した面持ちでその視線を受け止める。
手のひらには何の痕も残っていないが、何かをされたのは確かだ。平静でいられるはずがない。

「何をしたの!?」
「バリアの使用中は、全てのロリエネルギーがそこに集中する。
 今までの戦闘から明らかになっていることです」

質問には答えず、蠍女はくすくすと笑う。

「しかし防げない攻撃が存在しない以上、大した欠点ではありませんね。
 普通に考えて、バリアの外からお姉さんを攻撃する方法はないのですから」
「っ!」
「気づいたようですね……そう。
 『仮にバリアの中に潜入できれば、無防備なロリホワイトに攻撃できる』ということです」

笑みを濃くする蠍女とは対照的に、頬を引きつらせるロリホワイト。
展開し続けていたバリアを消すが、今さら何の意味もない。

「無敵のロリホワイトといえども、生身で私の針を刺されたらおしまい…」
「あっ!?」

前触れもなく、ロリホワイトの膝がかくんと落ちた。
絶望して跪いたわけではない。
唐突に両足から力が抜けたのだ。

「お姉さんの体は、既に私の支配下です」

蠍女は、地面にへたり込んだままのロリホワイトにゆっくりと歩み寄る。
ロリホワイトは地面に手をついて立ち上がろうとするも、今度は腕の力が抜けてしまう。

見切り発車なう

一部の人は懐かしさを覚えるかもしれないSSを再始動。
これ書き始めたのって何年か前だったような…
最近はまだしも、昔は丸1年更新しないとかザラでしたからね。

その2までは以前に書いたのを手直しするだけなんですが、それ以降は普通にこれから書きます。
今回も健全っぽいですが、「健全なのにえろい!ふしぎ!」と言われるようなものにしたいですね。
くすぐり姫の狩猟はソフトにジワジワくすぐって終わりだったので、今回はそれとは違った感じになるはず。
あくまで予定は未定ですが。

ちなみに最近更新ペースが早い理由の1つとして、ニコニコを見る時間が減ったってのがあったり。
単発ネタ系の短い動画は結構見てるんですけど、あんまりシリーズ物をダラダラ見たりはしてないなーと。
なんかオススメのゲーム実況シリーズでもあったら教えて下さい。
あ、今期のアニメはまどかマギカだけ見てます。
マミさんハイパー可愛いですよね。

ロリホワイトさん大ピンチ その1

「まったく、何回負けたら気が済むのかしらね……」

建物の屋根から屋根へと軽やかに飛び移りつつ、少女はやれやれといった口調で呟いた。
少女、ロリホワイトはいわゆる変身ヒロインである。
その名の通り白を基調としたコスチュームに身を包む彼女は、普段はごく普通の小学生。
しかし、街のピンチには即変身して駆けつけるのだ!

――徒歩で。

とはいっても変身ヒロインらしく謎のパワー(通称ロリパワー)が供給されており、
肉眼ではとても追えない程のスピードで走ることができるのだが。
彼女は走りながら愛用のメモ帳をぺらぺらとめくり、げんなりとした表情になる。

「ついに月10人の大台突破かぁ……ちょっとは出し惜しみしなさいっての」

ロリホワイトの仕事は突如として街に現れる怪人の撃退である。
今日は4月27日。
つまり、今月は3日に1回以上のペースで怪人の相手をしているわけだ。
わざわざ彼女の住む町内にばかり現れているあたり、ある意味では律儀な怪人達である。
どうやら征服活動よりも打倒ロリホワイトを優先しているようだ。
できることなら本陣を叩いてさっさと終わらせたいところなのだが、基地の位置が判明していない以上は後手後手に回らざるを得ない。

「ん……あれかな?」

ロリホワイトの自宅にほど近い、春には桜が美しく咲き誇る花咲公園。
その中央に何やら怪しい影が見えた。
ビルの屋上から目を凝らせば、どうやらそれは牛をモチーフにした怪人であるようだった。
というか、牛を無理矢理2足歩行できるように改造したようにしか見えない。
牛男の周りにはベンチに縛り付けられた子供達の姿も見える。

「こら、そこの変な牛!子供達を離しなさい!」

叫ぶと共に、驚異的なジャンプ力で屋上から跳びあがる。
そして空中でくるくると回転し、ロリホワイトは華麗に牛男の目の前へと降り立った。

「出たなロリホワイト!残念だったな、お前はこの俺によって倒される運め」
「黙れ!」
「げぶぅっ!?」

前口上すら許されず、牛男の顔面に編み上げサンダルがめり込んだ。
ロリパワーを纏った蹴りの威力はすさまじく、150kgは下らないであろう巨体が地面に平行に吹き飛んでいく。

「ホワイトお姉ちゃんすごーい!」
「かっこいー!」

ロリホワイト、地元では中々の有名人である。
歓声に軽く手を振って応え、ゆっくりと牛男に近づいていく。

「今日は早く帰って宿題やらないといけないんだから。
 悪いけど、一気に片付けさせてもらうわよ」

そう言うロリホワイトの右手に、バチバチと危なっかしい音を立てる光の玉が生まれる。
どう見ても当たって無事で済む物には見えない。

「よし、これでおしまい」
「ぐぅっ……さ、させるか!」

勝ち負け以上に、何の見せ場も無く退場するなど怪人として許されない。
光球が放たれるより先に、牛男は地面に這いつくばったまま手の平をロリホワイトに向けた。

「喰らえ、牛ビーム!」

牛男の手の平から、白い水飛沫のようなものが飛び出す。

「っ!?」

自分はともかく、背後の子供達が危ない。
そう判断したロリホワイトは攻撃を中断し、即座にドーム状のバリアを展開した。
ビームの威力はさほど強くないようで、あっさりとバリアに弾かれる。

「これは……!?」
「くくく、聞いて驚け!
 なんと、この俺は1分間に300リットルもの牛乳を生成・放出することができるのだ!」
「………くっっだらない!」

あまりにも間の抜けた攻撃に、思わず怒鳴り声を上げるロリホワイト。
しかし、これは意外にも簡単には抜け出せない状況であった。
彼女のバリアはあらゆる危険物を遮断すると言っていい代物だが、発動中はロリパワーの全てがその維持に回されるのだ。
ロリホワイトにとっての最優先事項が「平和を守る」事であるが故の仕様である。
早い話が、これを展開している間は他の技が使えない。
牛男がビームの放射を続けている以上、バリアを解除すれば、自分自身はともかく子供達が牛乳を被ることになってしまう。
たかが牛乳といえど、この勢いを見るに水圧はかなりのものだろう。
転んで頭でも打ってしまっては大変だ。

「お姉ちゃん、大丈夫?」
「あ、大丈夫大丈夫。今ほどいてあげるからねー」

とりあえず、人質を解放するのが先決だ。
ロリホワイトは器用にロープの結び目をほどいて子供達をベンチから解放する。

「みんな、怖くなかった?」
「ううん、お姉ちゃんがすぐ来てくれたから!」
「ありがとうございまーす!」

捕まっていた子供は5人。
いずれも少女であり、皆で遊んでいるところを襲われたしい。

コメント返信とか

■THE・コメント返信
BY 名無しさん
>姫乙です
>本気だすとちょーはえーきびなごさんマジぱない
>ロリホワもベリー期待してますん!

どうもどうも。
いざ始めれば一回の更新分は1・2時間で書けてるみたいです。
ただ、ニコニコとか誘惑が多過ぎて…
ロリホワも調子次第では1週間以内に…アップを始められたら……いいなぁと。


BY ガチャピンの外の人さん
>面白かったですよ^0^p

ありがとうございます。
というかめっちゃお久しぶりですね。
お元気そうで何よりです。


BY ブロッサムさん
>乙です。
>やっぱりきびなごさんはすばらしい。
>ソフトくすぐり万歳!押さえつけられていないのに逃げない先輩万歳!
>先輩の声が寧々さん(皆口さん)で再生されましたよ。

>ところで、制服はブレザーになったのですね。

ソフトくすぐり万歳\(^O^)/
敢えて描写しませんでしたけど、もちろん美紗先輩はおっぱいキャラです。たゆん。

格好については、リアルの時期に合わせて冬服ってことで。
ある程度選択の余地がある学校もあるみたいなんで、とりあえずこの子はブレザーにしました。
というか、ブレザーのボタンを一つずつ外していくシーンを入れたかったんですよねw

■ロリホワ
次に書くのはこれに決定。
だいたいの展開は定まったので、なるべく早くアップしますわよ。
プロローグ部分とかも若干手直しするかもしれません。

書き終えましたよ

1つ前の記事でくすぐり姫の狩猟を書き終えました。
その1をアップしたのが2月8日だったんで、かなりいいペースだったんじゃないでしょうか。
これ以上の勢いで書くつもりはないかなーという感じ。

■読み返すと
終始ソフトなくすぐりしかしてませんね。
「とにかく短く」って縛りの中では「ソフトに→ハードに→焦らして→」とか段階を分けて書いていくのは無理っぽかったので、割り切って優しいくすぐりのみにしました。
美沙の押しに弱い性格はそれなりに狙い通りに書けたかな、と。
今思いついたんですが、逆に色々と焦らされた後の状況から書き始めるってのもアリですねー。

■次は
何を書こうか悩み中ですけど、おそらくロリホワイトの続き?
今まで書いた分を手直ししながら続きを書いていけばペースは保てそう。
一応、ああいうシチュエーションならではのネタは考えてあります。

くすぐり姫の狩猟 その4(完)

「どうですか、先輩?くすぐったいですか?」
「も、もちりょん……あはっ」
「ですよねー」

美沙の体は火照り、完全に脱力しきっている。
もういい頃合いだろう。
柚子は右腕で美沙を抱きかかえるようにして、指先で左脇腹の弱点に触れる。
同時に、左手は美沙の首筋に持っていく。

「せっかくのお昼休みにこんなことに付き合ってもらって、先輩には悪いと思ってるんですよ」
「えっ……ううん、そんなことないよ。プリント運ぶの手伝ってもらったし…」
「でも、こういうの、ヤじゃないですか?」
「うん、嫌じゃないよ…ちゃんと手加減してくれたし」
「(なんというか、本当にいい先輩だなぁ)」

誠心誠意をこめてじっくりくすぐってさしあげて正解だった。
柚子は美沙の弱点を優しくつつきながら、猫をあやすように首元をこちょこちょとくすぐる。
あとは、素直に訊ねるだけだ。

「じゃあ、正直に答えて欲しいんですけどー」
「…ふふっ……何?」
「くすぐったいのって、どうですか?」
「……ぅんん…?」

質問の意味がよく分かっていないようだ。
美沙は、くすぐられている首を回して柚子の方を向く。

「くすぐられると、くすぐったいですよね」
「えっと…?うん、それはそうね」
「でも、それだけですか?
 苦しいーとか、意外と楽しいー、とか何でもいいから…先輩がどう感じたのか聞きたいです」
「……うん」

今日の成果はこの返事にあると言っても過言ではない。
柚子は美沙の瞳を見つめ返し、固唾を飲んで返事を待つ。

「ちょっと言いづらいんだけど…」
「はい」
「変に思わないんで欲しいんだけど…」
「はい」

柄にもなくどきどきしてしまう。
背後から抱きついているのだから、心臓の鼓動が速くなっているのはバレているだろう。

「……ちょっと、気持ちよかった…かも」

そう言って、ぷいっと正面に顔を戻してしまう美沙。
気持ちよかった。気持ちよかった。気持ちよかった。
柚子は確認するように脳内で反芻してみる。

「っごめん、今の無かったことに…」
「先輩っ!!」

ぎゅうっと美沙を両腕で抱きしめる柚子。

「無かったことになんてしませんよ。すっごい嬉しいんですから」
「……姫ちゃん」
「あ、でも1回目から気持ちいいっていうのはー…少しやらしいかも?」
「姫ちゃん!」
「くくっ、冗談ですよー」

腕に更に力をこめ、大きな達成感と喜びを噛みしめる柚子。
「楽しかった」ぐらい言わせるつもりではいたが、こうも上手くいくとは。
それに、美沙に自分の趣味を受け入れてもらえたのは素直に嬉しい。

「まぁ、私のテクニックにかかれば―」
『きーん こーん かーん こーん』

柚子の台詞を遮るように予鈴が鳴った。
2人は顔を見合わせると、名残惜しそうにゆっくりと立ち上がる。

「空気を読まないチャイムですねぇ。まぁ、今日はこんなところで」
「うん。じゃあ、行きましょっか」

美沙はブレザーのボタンを閉じつつ階段を降り始める。
3年生の教室は5階なので、当然ながら数秒で着いてしまう。

「ではでは、また」
「またね」

手を振って教室に戻っていく美沙を見送りながら、彼女の体の感触を思い返す柚子。
着やせすることを知っているクラスメイトはいるだろうが、触り心地まで知る者はそういるまい。
美沙の姿が見えなくなると、柚子はなんとなく誇らしい気分で階段を降りるのだった。
今日の狩りは成功も成功、大成功。
これなら退屈な午後の授業も気分良く迎えられる。


                                       くすぐり姫の狩猟  おしまい。

はいはいはい

書いたら出し惜しみせずに投稿していくのがきびなごスタイル。
インド人もびっくりの勢いでその3をアップしました。
短く短く…と頑張ってまとめているので、おそらく次で終わります。
毎度のことながら皆さんからのコメントを全裸待機してます。

■某所にて
>553 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:2011/02/09(水) 16:38:08 ID:ctlzfVKs
>きびなごさんが前の書き終わってすぐ新作書いてたから
>雪でも降るんじゃねwwwと思ってたら朝から吹雪だった件
>だが内容は俺得の予感しかしない

                       ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧  
                     /  /
                 (^o^)/ 俺の投稿ペースが
                /(  )    途中で遅くなるっていうんなら
       (^o^) 三  / / >        
 \     (\\ 三             
 (/o^)  < \ 三               
 ( /
 / く  まずはそのふざけた         
       幻想をぶち殺す

感想とかもらえると速くなりますよ!マジで!

■次は
どれを書くとは決めてないんですが、ロリホワイトのもそろそろちゃんと続きを書きたいですね。
せっかく序盤からブロッサムさんに挿絵貰ってますし。


くすぐり姫の狩猟 その3

「こしょこしょこしょ…」

耳元で囁きながら、指を小刻みに動かしつつ、腰から肩の方へと撫であげていく。
着やせするタイプなのか、こうして触ってみると中々肉付きがいい。
美紗の腰が無意識にピクピクと震えるが、それでも意識して逃げようとはしない。
これは義務感の強さの表れか、それとも奥底に秘めた被虐心の表れか。
流石の柚子にもそれは分からない。

「この辺が弱いみたいですね」
「ぁはっ!?」

目星をつけた場所に指先を食い込ませると、甲高い声が上がった。
強烈なくすぐったさに、美紗は思わず腕と体で柚子の手を強く挟み込んでしまう。

「くすぐったかったですか?」
「凄く…びっくりした」
「じゃあ今度は少し弱くしますから。力、抜いて下さい」
「あ、うん、ごめんね」

恐る恐る両腕の力を抜き、美紗は柚子の手を解放した。
柚子が発見した彼女の弱点は、腋の下。
脇腹と腋の境目の辺りのポイントだ。
僅かに触れただけでも他の場所とは反応が一段違う。

「いきますよー。リラックスして下さいね」
「…うん」

弱点に中指をあてがわれると、美紗の体にやや力が入った。
優しく下ごしらえをしたとはいえども、これは仕方ない。
いきなりここから攻めていたら、今よりもっと強張っていただろう。

「どうです?もう笑っちゃいます?」
「っ、あはははっ!」
「じゃ、このくらいなら?」
「ぷふっ……く、くしゅぐったいよ…」

Yシャツ越しにくりくりと小さな円を描くように中指を動かすと、薄い肉を通して骨の感触も伝わってくる。
ごく僅かずつ力加減を変え、柚子は美紗が笑ってしまうかどうかギリギリのくすぐったさを見極めているのだ。

「っくく……ぁはは…」
「これなら我慢できますよね」
「うっふふ、あっ、無理かも」
「大丈夫ですって」

何が大丈夫なのだろうか。
言っていて自分で笑ってしまいそうだが、そう言われた美沙が健気に頑張ってくれるのだから問題無い。
柚子は適度な加減を見極めると、そのくすぐったさを維持し続ける。

「痛かったりしたら言って下さいよ」
「んん……痛くは、ないけどっ…」
「痛くなくても、辛くなったらやめますからね」
「辛くもない…かな…」
「良かった。なら続けますよ」

会話を誘導し、少しずつ行為を受け入れさせていく柚子。
耐えられる限界のくすぐったさに慣れさせると、今度はそのレベルのくすぐりを上半身全体に広げていく。

「ほら、こちょこちょこちょ」
「うふふふっ!ダメ…あっははは…!」
「なるべく我慢して下さいねー」

必死に我慢する美沙。
くすぐりの強さ自体はなんとか耐えられるレベルなのだが、柚子の手は一箇所に留まっていない。
脇腹をつつき、下腹を撫で回し、背中を触れるか触れないかのタッチでなぞり上げる。
美沙は小動物のように体を這いまわる柚子の両手に翻弄されていた。

「…っく、ぷぷっ…」
「リラックス、リラックス。無駄な力が入ってると余計に疲れちゃいますよ」

優しく声をかけながらも、手の動きは止めない。
くすぐったさを体の奥底に蓄積させるように、噴き出さない程度のもどかしい刺激を与え続ける。
そうしている内に、美沙の体に入っていた力が少しずつ抜けていく。

「だいぶ我慢できるようになってきましたね」
「ううーん…ぅんっ、そうかな……っくく!」
「こういうくすぐり方なら、慣れちゃえばマッサージみたいなもんですよ。
 私にくすぐられた後って、みんな満足そうな感じだったでしょう?」
「うん…ぁ……ふぅーっ…」

堪えきれずに笑い声を上げるというより、長い吐息を漏らすような状態になっている美沙。
ぐっと閉じていた口元が緩み、白い歯が覗いて見えている。
このまま続ければ涎を垂らしてしまうかもしれない。

くすぐり姫の狩猟 その2

「ここなら誰も来ませんよ」

階段を昇りきり、最上段に腰掛ける柚子。
開いた両足の間をぽんぽんと叩いて促すと、美紗はおずおずとそこに収まった。
柚子の鼻先にかかる、ふわふわとした黒髪。
そこからは何ともいえない良い香りがした。
思わず後ろから肩を抱くと、美紗の緊張が伝わってくる。

「先輩、安心して下さいって。何もやましい事をするわけじゃないんですから」
「あ、うんうん。そうよね」

そう応えつつも体は強張ったままだ。
考えてみれば、美紗も柚子によって爆笑させられている琴音か誰かの姿を見たことがあったかもしれない。
だとしたら緊張していて当然だ。
これはまず、じっくりと身体と心の緊張を解すべきだろう。

「大丈夫ですよ。先輩が嫌がるような触り方はしません」

そっと手のひらを脇腹にあてると、ピクッと美紗の身体が跳ねた。
そこからいきなり本気でくすぐるようなことはせず、柚子は優しくそこを撫でる。
冬服のブレザーの上からなので、そこから美紗に伝わる刺激はごく微々たるものだ。
美紗をリラックスさせるために、柚子は脇腹、お腹、背中……とゆっくり撫でていく。

「くすぐったいですか?」
「ううん。これは…別に平気」

例えば相手が「元気のいい後輩」だとしたら、廊下で挨拶がてら大笑いさせても問題無い(と、柚子は思っている)。
しかし、こんな今時珍しい「ほんわかした先輩」相手にそんなことをしたら、まるでいじめのようだ。
こういうタイプは丁寧に丁寧に料理していくのが柚子の流儀である。

「それじゃ、こういうのは?」
「んっ……ちょっ、ちょっとくすぐったいかな…」

人差し指でちょんちょんと脇腹をつつくと、美紗は半笑いでくすぐったさを訴えてくる。
その反応から、柚子は美紗の性質をある程度見抜いた。

「(これは……凄くやりやすいタイプだ)」

もちろん相手を選ばずくすぐりに酔わせる自信はあるが、それとは別の話。
さすがに割合は少ないものの、上手く開発すれば自らくすぐりを求めるようになるタイプがいるのだ。
口に出してくすぐりを希望しなくとも、仕返しを期待して柚子にちょっかいを出してくるような少女もいる。

「こことかどうですか?まだ我慢できます?」
「あはっ……う、うーん、ギリギリ…?」

笑いをこらえながらも、抵抗もせずに律義に答える美紗。
また、彼女はくすぐってくる手から逃げようとしていない。
許可を与えてくすぐらせているとはいえ、普通ならもう少し反射的に抵抗してしまうものだ。
柚子はこれらの細かい情報を統合し、美紗はくすぐりを受け入れやすい人間だと判断した。
その申し分ない容姿や押しに弱い性格も含めて考えると……これは滅多にいない極上の素材かもしれない。

「それじゃ、ちょっと失礼しますね」
「え、ちょっと、姫ちゃん!?」

反論する暇を与えず、ブレザーのボタンを外していく。
そしてその中に手を入れ、今度はYシャツの上から脇腹に触れる。
柚子は、こうやって上着に手を突っ込んだ時に感じる暖かさも好きだった。

「これはちょっと、恥ずかしいんだけどー…」
「別に問題無いですって、女の子同士なんですから」
「で、でも……っ…ふふっ…」
「大丈夫ですから。ね?」
「……うん」

ちょっと強く言うだけで反抗しなくなってしまうのが可愛い。
無茶なこともしてしまいたくなるが、柚子はその気持ちをぐっと抑え込む。
今の目的は美紗を屈服させることではない。
彼女にくすぐりを受け入れてもらうことだ。
下手な攻め方をしてくすぐりにマイナスイメージを持たれてしまっては元も子もない。

新作のアップを

意外なことに、一週間も間をおかずに始められました。
偉いわ…これマジで偉いわ…!
「既に設定ができている話の番外編なら前置き短くできるじゃん」という作戦です。
反響によってはシリーズ物にして色んな子を狩る話を書いていってもいいしね!

pixivのキャプションにも書いたんですけど、押しに弱いお姉さんキャラとかいいですよね。
「えっ、えっ?」って感じに流されちゃう先輩萌え。
まぁ、お姉さんって言っても中3なんですけど。
細かい手直しを除けばほとんど完成してるんで、今日と明後日あたりで最後までアップできるかなぁと。
ソフトで甘い話にしたつもりなんで、よろしくお願いします。

くすぐり姫の狩猟 その1

昼休み。
「今日はなんとなく別の学年の子にちょっかいを出したいなぁ」
などと考えながら、姫川柚子は廊下を徘徊していた。
クラスメイトや同学年の友人とだらだらするのが定番コースなのだが、
今日はなんとなくパターンを変えたい気分になったのだ。
とりあえず別の階に行こうと階段に向かうと、上の階から見覚えのある少女が降りてきた。

「長沢先輩」
「ん?あぁ、姫ちゃん」

柚子に呼びかけられ、柔らかな笑みを返す少女。
3年生の長沢美紗である。
学年平均よりも少し身長が高く、やや癖のある黒髪を肩にかかる程度の長さに揃えている。

「どうしたんですか、その山盛りのプリントは。職員室に持ってく感じですか?」
「うん。松本先生からの課題なんだけど、なんか私が持ってくことになっちゃって…」

美紗はどうにも押しに弱いタイプで、昔からよくこういった面倒な役割を押しつけられてしまっているのだ。
4月にくじ引きで学級委員になってしまって以降、その傾向はさらに強まっている。

「ダメですよ、先輩。たまにははっきり断らないと」
「でも、誰かがやらないといけない事だから」

なんとまぁ良くできた人間だ。
感心しつつも心配になってしまう。
柚子はプリントの束の上半分ほどを受け取ると、美紗と並んで階段を降り始めた。

「えっ?」
「暇だし付き合いますよ。さっさと運んじゃいましょう」
「…ありがとう。姫ちゃんはいい子ねぇ」
「いや、先輩には負けますって」

別にやらなければいけないこともないし、このくらいは手伝って当然だ。
それに、何の見返りも求めていないわけではない。

_________
_____________
__________________

「「失礼しましたー」」

ぱたん、と職員室の扉を閉める柚子。
腕時計を確認すると、昼休みが終わるまでにはまだ20分もある。
あまりのんびりとはできないが、やりたい事をやるのには足りる時間だ。

「ごめんね、手伝わせちゃって」
「いやいやいや。私と先輩の仲じゃないですかー」

そこで美紗の両手を掴み、柚子は上目遣いで彼女を見上げる。

「―けど、もしもご褒美をもらえるんだったら、凄く嬉しいなぁと」
「ご褒美?」
「私の趣味、知ってますよね?」
「………あっ」

目を丸くしていた美紗だが、すぐに気付いたようだ。
白い頬に赤みが差している。

「あの…くすぐり、で合ってるよね?」
「です。あー、先輩みたいな可愛い子をくすぐれたら幸せだろうなぁ」
「そんな、私、絶対可愛くないし…」
「それは私が決めることです」

柚子は両手にやや力を込めて、真摯な表情で美紗を見つめる。

「えっと……でも…」
「先輩。いいですよね?」

ちょっと強引かなと思いながらも、視線を逸らさないまま押し切りにかかる。
今なら自分に対して「手伝いをしてもらった」という借りがある。
これで駄目ならまた別のチャンスに賭けるまでだ。
そして待つこと10秒。

「……うん」

そう呟いて、美紗は小さく頷いた。
「よっしゃああぁ!」と叫びたい気持ちを抑え、にっこりと笑う柚子。

「ありがとうございます!私、前から先輩と仲良くしたいなって思ってて」

偽らざる気持ちだ。
なんだかんだで学年が違う人間と触れ合うにはきっかけが必要だし、相手が上級生なら尚更である。
美紗は胡桃が部長を務めている美術部に所属しており、柚子はその繋がりで何度か軽く話したことはあった。
なので前々から親睦を深めたいとは思っていたのだが、いかんせん機会がなかった。

「じゃあ先輩、上行きましょう」
「上?」

きょとんとした顔の美紗の手を引き、柚子は階段を上がっていく。
ここ、職員室があるのは2階。
3~5階はそれぞれ1~3年生の教室になっている。
階段ですれ違う少女達のうち何人かが「あ、今日も1人捕まってる」といった視線を向けてくるが、気にしない。
柚子は美沙の手を離さないまま5階まで駆け上がり、更にその上へと向かう。

「姫ちゃん、この上って…」

屋上へ続く扉の鍵は施錠されており、そこから外に出ることはできない。
つまり、5階から屋上へ繋がる階段は基本的に無人ということだ。

書き終えて

1つ前の記事で続・プロレスごっこを書き終えました。
確認してみたら書き始めたのが凄く前だったんで自分で驚きました。
キーボードに向かえば後は結構サクサク書けるタイプなんですが、パソコンの前だから誘惑が多過ぎるんですよね。
今日は用事でネットカフェに寄ったので、そこで1時間ぐらい使って続~のラストを書いたわけです。

■振り返ってみて
にしても、前作(プロレスごっこ)と対照的なぐらい全編通して健全なお話になりました。
くすぐり姫の陥落に続いて連続で健全ですね!
姫陥は耳、続プロは脇腹と、メインで攻める部分をはっきりさせてみたってのが一応のポイントだったりします。
理由はテーマ性を持たせたかったというのと、単純に書く量を少なくできるから。
とはいってもまだ無駄に文章が長くなってしまうので、もうちょっと短くまとめる能力を身に付けたいです。
背中だけ徹底的に攻めて終わり、なんて話も面白いかも。

■次は
数千文字で終わる短編を書くつもりです。
1回の更新で終わるようなサラッと読めるものができたらいいなーと考えてますが、内容はまだ未定。

■素直なお話
感想とか「こういうシチュ良くね?」みたいなコメントは年中無休で大歓迎してます。
こうしてブログで色々書いてるのも、私を含めて誰もが気軽にそういう話をできる場を作りたいという気持ちの表れなんで。
モチベーション向上にも繋がるので、何かあったら是非ともコメントしてやって下さい。
プロフィール

きびなご 

Author:きびなご 
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。