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くすぐり姫の狩猟 その3

「こしょこしょこしょ…」

耳元で囁きながら、指を小刻みに動かしつつ、腰から肩の方へと撫であげていく。
着やせするタイプなのか、こうして触ってみると中々肉付きがいい。
美紗の腰が無意識にピクピクと震えるが、それでも意識して逃げようとはしない。
これは義務感の強さの表れか、それとも奥底に秘めた被虐心の表れか。
流石の柚子にもそれは分からない。

「この辺が弱いみたいですね」
「ぁはっ!?」

目星をつけた場所に指先を食い込ませると、甲高い声が上がった。
強烈なくすぐったさに、美紗は思わず腕と体で柚子の手を強く挟み込んでしまう。

「くすぐったかったですか?」
「凄く…びっくりした」
「じゃあ今度は少し弱くしますから。力、抜いて下さい」
「あ、うん、ごめんね」

恐る恐る両腕の力を抜き、美紗は柚子の手を解放した。
柚子が発見した彼女の弱点は、腋の下。
脇腹と腋の境目の辺りのポイントだ。
僅かに触れただけでも他の場所とは反応が一段違う。

「いきますよー。リラックスして下さいね」
「…うん」

弱点に中指をあてがわれると、美紗の体にやや力が入った。
優しく下ごしらえをしたとはいえども、これは仕方ない。
いきなりここから攻めていたら、今よりもっと強張っていただろう。

「どうです?もう笑っちゃいます?」
「っ、あはははっ!」
「じゃ、このくらいなら?」
「ぷふっ……く、くしゅぐったいよ…」

Yシャツ越しにくりくりと小さな円を描くように中指を動かすと、薄い肉を通して骨の感触も伝わってくる。
ごく僅かずつ力加減を変え、柚子は美紗が笑ってしまうかどうかギリギリのくすぐったさを見極めているのだ。

「っくく……ぁはは…」
「これなら我慢できますよね」
「うっふふ、あっ、無理かも」
「大丈夫ですって」

何が大丈夫なのだろうか。
言っていて自分で笑ってしまいそうだが、そう言われた美沙が健気に頑張ってくれるのだから問題無い。
柚子は適度な加減を見極めると、そのくすぐったさを維持し続ける。

「痛かったりしたら言って下さいよ」
「んん……痛くは、ないけどっ…」
「痛くなくても、辛くなったらやめますからね」
「辛くもない…かな…」
「良かった。なら続けますよ」

会話を誘導し、少しずつ行為を受け入れさせていく柚子。
耐えられる限界のくすぐったさに慣れさせると、今度はそのレベルのくすぐりを上半身全体に広げていく。

「ほら、こちょこちょこちょ」
「うふふふっ!ダメ…あっははは…!」
「なるべく我慢して下さいねー」

必死に我慢する美沙。
くすぐりの強さ自体はなんとか耐えられるレベルなのだが、柚子の手は一箇所に留まっていない。
脇腹をつつき、下腹を撫で回し、背中を触れるか触れないかのタッチでなぞり上げる。
美沙は小動物のように体を這いまわる柚子の両手に翻弄されていた。

「…っく、ぷぷっ…」
「リラックス、リラックス。無駄な力が入ってると余計に疲れちゃいますよ」

優しく声をかけながらも、手の動きは止めない。
くすぐったさを体の奥底に蓄積させるように、噴き出さない程度のもどかしい刺激を与え続ける。
そうしている内に、美沙の体に入っていた力が少しずつ抜けていく。

「だいぶ我慢できるようになってきましたね」
「ううーん…ぅんっ、そうかな……っくく!」
「こういうくすぐり方なら、慣れちゃえばマッサージみたいなもんですよ。
 私にくすぐられた後って、みんな満足そうな感じだったでしょう?」
「うん…ぁ……ふぅーっ…」

堪えきれずに笑い声を上げるというより、長い吐息を漏らすような状態になっている美沙。
ぐっと閉じていた口元が緩み、白い歯が覗いて見えている。
このまま続ければ涎を垂らしてしまうかもしれない。
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