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ロリホワイトさん大ピンチ その3

「無駄ですよ」
「くっ……!」

成す術もなくへたり込んだままのロリホワイトを見下ろす蠍女。

「ロリパワー解析のため、お姉さんにはうちの研究所にきていただきます……が」

そこで初めて、蠍女はその顔立ちに不釣合いな表情を浮かべた。
口元を吊り上げた、子供らしからぬ笑みである。

「その前に、私の個人的な趣味に付き合ってもらいます」

その言葉と同時にロリホワイトの体が動き出す。

「わっ!?」

地面に崩れ落ちた時と同様、彼女自身の意思による行動ではない。
勝手に腕が持ち上がり、両手が頭の後ろで組まれる。
足は肩幅まで広げられ、立て膝の状態から動かせなくなった。

「いい格好ですね。ねぇ、どんな気分ですか?」
「…最悪に決まってるでしょ」
「手厳しいですね。身動きもとれないというのに、気丈なことです」

立て膝なので、今は蠍女の方が頭の位置が高い。
蠍女はロリホワイトの頭を撫で、人差し指で頬をつつく。
柔らかく張りのある肌の感触が指先に伝わり、蠍女は上機嫌そうに何度も頷いた。

「さすが、私が目をつけていただけありますね。
 そんなお姉さんが、これから私に泣いて許しを請うかと思うと……正直、ぞくぞくしてしまいます」
「可愛い顔しといて、意外と悪趣味なのね。連れてくならさっさと連れていけばいいのに」

不安を断ち切るように、ロリホワイトは強い口調で言い返す。

「まぁまぁ、そう怒らないで下さいよ。意外と楽しいかもしれませんよ?」

蠍女は屈みこみ、ロリホワイトへと手を伸ばしてきた。
後ずさろうにも体の自由は利かない。
ロリホワイトの体は、実際にはピクッと震える程度にしか動かなかった。
彼女は、自分の上半身に近づいてくる手をただ見つめることしかできない。

(何?また、針…?)

見た目は少女でも、相手はれっきとした怪人なのだ。
自分に苦痛を与えようとして当然である。
蠍女がその気になれば、ロリパワーの加護を受けていない彼女など一撃で昏倒してしまうだろう。
それどころか命すら危うい。
もしくは、別の種類の毒を射ち込まれるのだろうか?
悪い予感ばかりが脳内に渦巻き、さすがのロリホワイトも身を固くする。

「覚悟はいいですか?」
「……好きにすればいいでしょ」
「分かりました」

一瞬後の痛苦を想像し、ロリホワイトは歯を食いしばり、ぎゅっと目を瞑った。
怯えはしても屈するつもりはない
しかし。
彼女の体に与えられた刺激は、思いついたどの予想とも違うものだった。

「ぁふぅっ!?」

きつく閉じていたつもりの口から、呆気なく声が洩れた。
目を開けば、蠍女が自分の腋を指先でなぞっているのが見てとれた。

「やめっ、こらっ、何して……っく!」
「何、と言われましても」

滑らかな肌触りを楽しみつつ、ごく普通のことのように答える蠍女。

「いつだって格好よくっておすまし顔をした正義のヒロイン。
 そんな女の子達を捕らえてくすぐるのが、私の一番の趣味なんです」
「な、何言って……ぅふっ!!」
「いい反応ですね。そうやって不意をつかれて声が出ちゃうっていうのも好きですよ」

よくよく見れば、ロリホワイトの服装はやや露出度が高い。
腋やお腹・背中など、よりにもよって蠍女が好みそうな部位が完全に剥き出しである。

「こ、こんな事して何になるって言うのよ!笑ってるのが好きだったりゃぁあっ!?」
「あはは、まだ触ってるだけですよ?
 今からそんなんじゃ…これからどうなっちゃうんでしょうね?」

捕えた獲物をどうやって弄ぼうかと考えを巡らせていると、頬が自然と緩む。
とは言っても、どうするのかはほぼ決まっているのだが。

「まずは感度チェックといきましょうか。みんなで」
「……みんな?みんなって…ぅひいぃっ!?」

問いかけるよりも早く、何者かに背筋をつつーっとなぞり上げられた。
蠍女の指ではない。
彼女の両手はロリホワイトの二の腕を撫でている。
反射的に振り向こうとするが、体の自由は全くと言っていいほど利かない。

「あはっ。お姉さん、ずいぶん面白い声出すんですね?」
「だ、誰っ!?一度に3人とか、怪人には遠慮ってもんが……っ!?」

ロリホワイトの目が大きく見開かれた。
それもそのはず、背後から正面へと回り込んできたのは、先ほど助けた人質の少女達だったのだから。

「これはっ…!」
「その子達は怪人じゃないですよ。れっきとした小学生の女の子です」

クスクスと笑う蠍女。
4人の人質は、いずれも焦点の合わない虚ろな目をしている。

「その子達に何をしたの!?」
「嫌だなぁ、何にもしてませんよ?ねー、みんな?」
「…うん。何も、されてない」

蠍女がわざとらしく問いかけらると、少女の内1人が小さく頷いた。
抑揚のない、まるで機械のような棒読みだ。
とても何もされていないようには見えない。
おそらく、蠍女の能力によってロリホワイト以上に強く心身を支配されているのだろう。

「ふざけないで!私が目当てなら、もうその子達はいいでしょ!」
「もちろん、事が済んだら帰してあげますよ。それより…今は自分の心配をした方が良いのでは?」

蠍女が目配せすると、4人の少女はふらふらとロリホワイトに近づき、その両手を伸ばしてくる。

「っ……やめっ…!」

4人の手は、腋・脇腹・太股といった敏感な部位を撫でまわす。
しかし、くすぐるというよりは肌の質感を確認するような触り方だ。
ぞわぞわと全身に鳥肌が立つが、それでもロリホワイトは蠍女を睨みつける。

「無関係の子にこんな事させて……ただで済むと思わないでよ」
「怖い怖い。一体どんな大逆転劇を見せてくれるんでしょう」

蠍女は近くにあったベンチに腰掛け、足を組んで背もたれに体重を預ける。
いやらしい目つきで全身を舐めまわすように眺めてはくるものの、手は出してこない。

「その子達は、ただお人形さんになっているだけではありません。
 4人が感じたお姉さんの手触り、体温、反応……それらは全部、私の元に送られているんですよ」
「……あっそ」

道理で自ら参加しないわけだ。
それにしても、4人のこの触れ方はあまりに手ぬるい。
人形状態だと、あまり精密な動きはさせられないのだろうか?

「っ、ちょ、どこ触って…!」
「気にしない気にしない。その子達はどうせ何も覚えちゃいないですよ」

かなり際どいところを触られた。
というか、8本の手は本当にどこもかしこも触ってくる。
くすぐりの対象として思いつくような場所だけではない。
編み上げサンダルも脱がせ、文字通り頭の天辺から爪先までを丁寧に撫でさすってくるのだ。

「…ふむ。大体分かりました」

数分の沈黙の後、蠍女がそう呟くと同時に4人の手が体から離れた。
どうやら感度チェックとやらが終わったようだ。

「退屈させてしまってすいません。けれど、大事なことだったので」
「どうせどうでもいい理由なんでしょ。くっだらない」

悪態をつくも、蠍女の機嫌を損ねることはできなかったようだ。
ベンチから腰を上げると、彼女はむしろ笑みを濃くしてロリホワイトに近づいてくる。
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超GJ!ロリホワの更新、ずっと待ち望んでおりました。責められる変身ヒロイン最高ー!
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